百名山 その34・35 丹沢山・天城山


6月23日(土)


東野駐車場4:55→登山口5:20→八丁坂ノ頭7:35→姫次8:10→原小屋平8:25→9:55蛭ヶ岳10:25→

棚沢ノ頭10:55→11:45丹沢山12:40→棚沢ノ頭13:35→14:20蛭ヶ岳14:45→原小屋平15:50→16:10姫次16:25→

八丁坂ノ頭16:40→登山口18:10→18:30東野駐車場

 昨夜10時に出発。関越、圏央、中央自動車道を経由し東相模湖ICで高速を下りる。東野から県道をそれて林道終点の駐車場まで行こうと暗闇の細い道を進むが路肩崩壊やゲートに阻まれやむなく手前の小さな駐車スペースに落ち着いたのが1時。仮眠を取りまだ暗い3時半起床。暗くて恐いので完全に明るくなった5時前に登山開始。
 4日前の台風4号の影響で水位の増した洗い越し。昨夜はココを車で通過。今日は徒歩で右側の歩道橋。
路肩崩壊箇所。ここも車側面を枝にこすりながら進んだ。
そして林道ゲート。
 鍵は掛かっていないので車で進入する事も出来たのだがルールを守って昨夜まここで引き返した。今日はゲートを開けて進入。もちろんきちんと閉めておく。
 30分程度で登山口到着。登山届けのポストがあるので記入し届けを提出してポスト脇、林道右側の登山道へ。ここで軽自動車が現れおじさん2人と犬一匹が車から降り、あっという間に抜かされ登山道に入っていった。誰もおらずちょっと恐かったのでホッとする。
急登を登りきるとモノレールの線路が現れた。
線路は登山道の上をまたぐ。軽く、萌えっ(≧∇≦)
 八丁坂ノ頭到着。登山道に倒木。今朝のおじさん2人がせっせと倒木処理をしている。どうやら登山道管理者だったみたい。そしてこの犬がすごかった。モノレールが現れるまでの急登の区間で2回抜かされた。せっせと登坂してる自分の遙か上方からものすごい勢いで左方斜面を駆け下りて行く。その数分後、大きな石をくわえ追い越していく。元気が有り余ってる犬におじさんが石を投げてわざと拾わせたのだと思われる。
 八丁坂ノ頭から姫次までは八王子から大阪の箕面まで続く東海自然歩道の一部と登山道が重なる。広くて勾配も緩く歩きやすい。
その東海自然歩道の最標高地点。
姫次到着。ここで東海自然歩道と別れる。
台風の影響で登山道は荒れている。
原小屋平の元山小屋跡地。裏の沢からは水の音。
ガスっておりまつげに水滴を感じる。
蛭ヶ岳が近づくと急登の木階段の連続。きつい。
 丹沢山塊最高峰蛭ヶ岳。ここで休憩していると爽やかな山ボーイ発見。話をするとかなりの手練。来月予定の大雪山につき色々と指南してくれる。
 大倉からやって来た山ボーイと共に丹沢山頂まで共にする。そのペースについて行けず途中で足が痙攣しだす。ザックからトレッキングポールを取り出す。すると、足が動く。ポールの威力恐るべし。話がはずみ楽しかったせいかあっという間に丹沢山頂到着。
 ガスっており景色を楽しむ事は出来ない。ここから10km以上の登山道を戻らなければならない。山ボーイとお別れしてすぐ食事にする。隣のベンチで中国人登山グループが大騒ぎしているのが気になる。
山頂脇のみやま小屋。トイレ有り。
 山頂の余韻を楽しむ事も無く下山開始。今回丹沢山を登るにあたり2つの条件があった。1つは百名山の丹沢山頂、もう1つは丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳山頂に登る事。GBに載ってるメジャーなルートで大倉と東野からの登山口からこの条件を満たす事を比較してみるとCT、標高差共に東野の方が有利だったのでそちらを選んだが最奥地の丹沢山頂まで7時間経過していて現在時刻はすでに12時を回っている。CTだと9時間30分でピストン出来る計算だったが休憩時間を入れるの忘れてた。やばいぞ!明るいうちに登山口へ戻れるか!!
不動ノ峰休憩場。立派な東屋。裏に水場もある。
鬼ヶ岩。
ここには鎖場があるがはっきり言って必要無し。使う方が危険な感じ。
蛭ヶ岳山荘脇を通過。
 蛭ヶ岳山頂より西方を望むが相変わらず展望無し。天気が良ければ富士山が見えるらしい。
蛭ヶ岳直下の長い木道を下る。
倒木を超え。
姫次到着。トレラン選手が休憩中。
今朝は気付かなかったモノレールのデットエンドを発見し、またまた萌えo(*^^*)o
八丁坂ノ頭。倒木は処理され通行出来るようになっていた。ありがとう、おじさん。
 帰って調べてから知ったのだが来月にココでを舞台に「北丹沢12時間山岳耐久レース」というのが行われる。フルマラソンの距離を12時間以内で走りきる、しかも山岳路。正気の沙汰とは思えないぜ!!とか言いながらちょっと楽しそうかもって思う自分。運動なんて大嫌いだぁ〜!!って言ってるクセに(--,)
霞の杉林に人工的自然美。
 おやおや、ここにはヒルがいるんだ、恐いねぇ〜、なんてボーっと看板を見ていて今更気付く事。さっき登った山は蛭ヶ岳(ひるがたけ)んっ(・_・)?うひゃ〜!そうか!!そりゃヒルがいる訳だo(*^^*)o
下りは林道終点までのコースを選択。
 斜度は登りで使った道より厳しい。車が通れる道で山頂へ近づくんだから当たり前か。
モノレールの線路と林道が見える。
モノレールの気動車の倉庫と脇には牽引用の客車に興奮。
やった!明るいうちに林道に出た。とりあえず一安心。
コンクリート舗装の林道を下る。
山頂はやっぱり霧の中。
下っていくとゲート。
ゲート脇をすり抜け表に回る。
そのゲート直下に車ある。どうやら自己責任でならココまで来てもいいみたい。
巨大な山腹工が何基もあり林道が役にたっているみたい。
30mはあろうかと思う高〜い杉。キレイ。
登山口まで戻る。
さらに車進入を断念したゲート。
 そして駐車場所へ戻る。本日の山行13時間35分。最長記録更新。ちゃんと昼飯食ったのに下りで腹がグーって鳴るのが解った。これだけ歩けばそりゃそーか(・▽・;)
 そして神奈川県を縦断しいくつもの有料道路を使い伊豆半島を南下して伊東温泉到着。本日の宿は船底天井のとてもシブイ旅館。一泊四千円。古いケド手入れや掃除はきちんとしていて趣のある宿。気に入った。到着は21時30分。早速風呂に入り顔を洗うとしょっぱい。今日は沢山汗かいたからしょっぱいのか!?と思うがそれにしてもしょっぱすぎる。試しにお湯をなめてみるとしょっぱい(≧∇≦)どうやらこの宿の源泉は塩分を含んでいるのではと思われる。
 近所の居酒屋で一杯やる。隣にいた気さくなカップルや店主と楽しい夕食時間を過ごす。疲れていたのかビールと焼酎1杯で酔っぱらってしまった。そうそう、風呂にあった体重計で測ってみると昨日よりマイナス6キロの65sになっていたのはびっくりだった。



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