2014/11/16 更新
9月13日(土)
百名山 その91 平ヶ岳
登山口5:55→7:45下台倉山8:00→台倉山8:50→池ノ岳10:35→11:05平ヶ岳11:40→12:15玉子岩12:25→池ノ岳12:45→14:25台倉山14:40→下台倉山15:30→17:05登山口
CT登り:7:10 下り:5:45
山ガール率:0% ダメージ率:5% 装備:B
トワイライトエクスプレスのチケットが取れれば羊蹄山を攻めようと考えていたこの連休。しかし、連休前の一番の混雑期に取れるはず無く・・・ 平ヶ岳へと目標変更。近いけど遠い山。三年越しの計画でやっと来られた。 前日21時に出発。高速を小出で下り、コンビニで食料調達。シルバーライン経由で国道に入るが狭く曲がりくねった道が延々と続く。洗い越しの舗装に穴が空いててフロント右タイヤを落としてしまう。暗い上に水の中の穴なんて見えるはずがない。新潟県!ちゃんと管理してくれなきゃ危ないじゃないか!!とかぶつぶつ言ってると、穴に落としたフロントタイヤから異音がし出す。停まって点検してみるが素人に解るはずもなく。ブレーキパッドに小石でも噛んだのだろうと考え気にせず走る。真っ暗な酷道脇に結構車が停まってる。釣りの人達なのだろうか。キーキー音を出しながら走っているのでその人達に見られてはずかしい。しかし、少しすると異音はなくなった。 登山口到着1時。小出からが遠かった。1杯やって寝る。 5時起床。登山口駐車場に水はないが無臭で綺麗なトイレがあり助かった。 |
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駐車場脇の登山口から出発。 | |
最初は林道をすすみここまでは平坦な道。ここから登山道となる。 | |
多少ガスってはいるが日も差してまずまずの天気。 | |
これから登る稜線がずっと続いている。長いけど緩い登りなのと出だしなのでさほど疲れを感じない。 | |
ヤセ尾根を登りあげた。今日の行程は往復12時間55分という恐怖のロングコースなのでビビり気味で出発した。(だったらもっと早く出発せねばならぬが)日の入りを18時と設定。余裕を見て17時には下山したい。逆算すると出発時刻は4時。でも、出発は6時。 CTだとここまで2時間40分。実際は2時間5分。何とかなりそうだ(^_^;) |
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下台倉山からは90度左折して南下する。 | |
緩いアップダウンを繰り返し台倉山。ここに標識はなし。 | |
ちょっと下って台倉清水。水場があるらしいが十分あるので通過。 | |
平坦な道でを進むと白沢清水。 | |
ここも水場の標記が地図にあったがこの水たまりがそうかと思われる。とても飲む気にはなれない。この辺りで今日の1番乗りの下りの人とすれ違う。 | |
池ノ岳に取り付いた。距離は短いけど結構キツい登りだ。 | |
登りの途中、左手に平ヶ岳をロックオン。 | |
池ノ岳の登りが終わると突然、眼前に池溏が広がる。あまりの美しさに声をあげてしまう。 | |
平ヶ岳のゆるーい山容を確認。池溏のせいもあり苗場山を思い出す。 | |
右が玉子岩への道。直進する。 | |
池ノ岳から一旦くだり、平ヶ岳本体の緩い登り。 | |
池ノ岳のとことココはテント張れそう。もう山頂。 | |
山頂標発見。 | |
平ヶ岳山頂三角点到着。しかし、平ヶ岳最標高地点は木道を少し進んだ地点。 | |
ここでゆっくりランチとする。 | |
指定地以外でテントを張らないで下さい。って書いてあるけど指定地はどこなんだろう(^_^;) | |
CTだと登り7時間10分だったけど5時間ちょいで登れたので、往路でたまご岩に行ってみることにする。 | |
山頂からたまご岩ぬ向かうショートカット上に水場&テン場発見。でも眺望はいまいち。 | |
右が池ノ岳。たまご岩は左。 | |
平ヶ岳を左手に見ながら進む。 | |
緩やかな起伏で歩きやすい。 | |
周囲の景色は最高(*^_^*) | |
平ヶ岳から30分程度で到着。写真で見ると巨大な岩に見えたけど案外小さい。高さ3mくらいかな。上下の岩がくっついてるぞ。 | |
たまご岩から池ノ岳方向。木道が見えるあたりの左側から悪名高い皇太子短縮路と合流している。 | |
短縮路から来たと思われるおばあさん達がさっきの水場付きテン場に泊まる模様。かなりの年配なのでちょっと心配になった。。 | |
池ノ岳山頂から平ヶ岳を見納める。 | |
ここからながーい下りが始まる。まっすぐ下って左の雲の中へ。 | |
只見湖。 | |
眼前には大きな山が雲に隠れている。多分燧ヶ岳。 | |
台倉山まで一気に下り振り返ると平ヶ岳が見える。行きには雲がかかってて全然見えなかったのに。ちなみに左が平ヶ岳で右が池ノ岳。撮影箇所は台倉山と下台倉山の中間付近。この辺で行きに抜かした富山のおじいさんをまた抜かす。たまご岩に行ってる最中に抜き返された模様。しかし70歳は確実にこえてそう。それで平ヶ岳日帰りとはすごいチャレンジャーだ!! | |
下代倉山をいつの間にか通過。長いヤセ尾根を一気に下るぞ。靴紐が緩くてつま先があたって痛かったが我慢して下る。後日、左親指の爪の地が死んで黒くなってしまっていた。 | |
振り返るとさっきまでいた稜線がガスに覆われている。そこに居たときは全然大丈夫だったのに。最強の晴れ男と確信する(^_^)v | |
両側切れ落ちてるちょっと危険なトコもあるけど慎重に進めば問題なし。 | |
予定どーり日没1時間前に登山口帰着。車に戻り着替えていると短時間の内に足首を3箇所も蚊に刺される。それで集中力を奪われたのか駐車場から出ようとバックすると「ゴツン」。写真のトイレ手前に写っている独立単柱式デリネーターに車をぶつけてしまう。みんながぶつかるのか柱の根本は石が詰め込まれフレキシビリティーあふれる構造となっていた。お陰で大したダメージを受けずに済んだが、こんな駐車場のど真ん中にデリネーター建てないでよ!新潟県!!と思ったが県境を越えていたのでここは福島県である(^_^;)いやいや、集中力のなさを反省。 銀山平の日帰り温泉で汗を流しその駐車場で車中泊。温泉の中に冷凍食品の自販機がありそれと星空をつまみに飲んでみた。 |