百名山 登りつぶし その17・18・19・20 北岳・間ノ岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳


9月17日(土)

北岳山荘6:45→7:35八本歯のコル7:40→9:00二俣9:10→9:35白根御池小屋10:05→

11:20広河原山荘11:55→12:05広河原12:15(バス)→12:40北沢峠13:25→北沢駒仙小屋13:30→仙水小屋14:00

 朝方布団が濡れているので目が覚める。この歳になってお漏らしか!?と焦ったが天井からの雨漏り。4:30、何とも気持ちの悪い目覚め。朝食は5時半開始。
はみがきで外へ出るとさっきまでは小雨だったがちょこっと希望が。
この時は北岳もバッチリ望めたのだ。
6:45、山荘出発。すでにガスっており間ノ岳方面は全く見えず。
 台風でやられたらしいが行けないことはなさそうな「八本歯のコル」経由で下山しようと思う。
 すでに北岳も見えず。危険な香りがする「八本歯のコル」へちょっとドキドキしながら向かう。
巻道経由。ちょこっと間ノ岳方向の視界が開ける。
巻道も結構恐い。とにかく吹き上げる風が強い。
 北岳山頂分岐点到着。下に手書きで書かれた表示、何としても八本歯に行くのを阻止して北岳山頂経由をさせようと必死である。
北岳分岐から濡れて滑りやすい大きな石を慎重にクリアし八本歯コル方向へ下る。
沢からの吹き上げ風が強く何度も帽子を飛ばされそうになる。
ちょっとしたハシゴもある。
八本歯のコル到着。
ここからハシゴの下り。
 事前調査だとヤバそうな感じだったけど慎重に進めば難なく通過できる。来る前はかなりビビっていた。
雨こそ降らないがすごい霧。まつげに水滴が着いて前が見えなくなる。
 自然のマイナスイオンを沢山吸収して二俣到着。チップ制トイレのディーゼル発電音が遠くから霧の向こうから聞こえた時はほっとした。
大樺沢は通行止めなので白根御池に出る。
小屋到着。ちょっと寒いがせっかくなので行きは我慢したソフトクリーム500円(高い(≧∇≦))いろんな種類あったけどベーシックにバニラ。濃厚な味でうまい。
 そしてノンストップで広河原山荘まで一気に下る。ここで思案。予定ではここ広河原山荘で一泊して明日仙丈ヶ岳に登り「馬ノ背ヒュッテ」泊、翌日甲斐駒ヶ岳へ登頂し帰るというスケジュール。事前の天気予報だと今日は曇りだったから北沢峠近辺の小屋は全て満室で予約する事が出来なかった。しかし、今日のこの雨だとキャンセルが出てるのでは!?と思い付き行程を組み替える。今日中に「仙水小屋」まで行ければ明日の「馬ノ背ヒュッテ」の予約はそのままにして今日中に甲斐駒ヶ岳に取り付ける。そうすれば明日朝イチの北沢峠行きバスの時間的制約も無くなり最終日の行程に余裕が出来る。ドコモの携帯すら圏外なので小屋の公衆電話で仙水小屋に確認すると何と予約取れた。ヤッター!行くだけ行ってみて雨だったら引き返せばいいや!
北沢峠行きのバスに乗る。運賃はザック持ち込み料込みで750円。
北沢峠に着くとさっきまでの小雨がやんでいる。
 もう今日は仙水小屋まで行くだけである。峠の小屋、長衛荘でランチ。生ビールとラーメンで1,500円。でっかいTVあるし建物の造りはしっかりしてるし快適そうな小屋である。
ゆっくり食休みして、車道を広河原方面に戻り歩き仙水小屋へ向かう。
北沢駒仙小屋通過。天気良くなってきた。
沢沿いに登坂していくと晴れだした。期待してなかっただけに嬉しくなり気分UP。
小さな水力発電機が現れる。
 その直上に仙水小屋発見。建物はプレハブだけどここの食事は評判良し。敷地内は宿泊予約者以外は立ち入り禁止。部屋に案内されると3名の宿泊者がおり同じ部屋に後から2人やってきた。
 噂の夕食。おおこれが噂の刺身か。へたな下界の旅館顔負け。隣と見比べると足らない刺身があったので小屋のおっちゃんに催促すると、「隣のと取り替えて!」ってそりゃ隣の人に悪いでしょ(≧∇≦)後で小皿に入れてサービスして頂く。ここで同じテーブルになった6人で会話が弾む。せっかくなので持参したウイスキーを振る舞おうとすると青年2人組が瓶のままのウイスキーを持ち出すo(*^▽^*)o~♪
食堂は消灯になっても部屋に戻って宴会は続いた。



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