百名山 その32・33 瑞牆山・鳳凰山
5月27日(日)
鳳凰小屋6:30→7:45地蔵岳8:20→9:55鳳凰山(観音岳)10:55→
11:25薬師岳11:30→御座石12:30→15:40林道出合15:50→16:35青木鉱泉
今朝の気温は氷点下。テントにはびっちり霜が降りていた。その寒さ故に昨夜は3時間しか寝られなかった。鳳凰小屋はトイレも水場もあり快適だった。 | |
小屋脇から地蔵岳を目差し出発。 | |
みんなアイゼン着けてるので自慢の10本初アイゼンを初めて実戦投入。 | |
30分で残雪路を抜けその先は白い砂場を登る。これがキツイ。 | |
オベリスク到着。 | |
オベリスクに登っている人がいるのでトライしてみるが最後の10m程度、切り立った岩に登れず登頂断念。 | |
この時点では地蔵岳がどこなのか解らず偶然昨日テント張りを手伝ってくれた人がいたので聞いてみるとこの写真の頂上が地蔵岳だと教えてもらう。 | |
鳳凰三山制覇したかったので教えてもらった地蔵岳山頂へ向かう。その先には鳳凰山頂の観音岳が見える。 | |
一旦下ると賽ノ河原。お地蔵さんが沢山。 | |
オベリスクを振り返る。 | |
教えてもらった地蔵岳山頂と思われる場所に着くと「アカヌケ沢の頭」の表示。再度落ち着いて地図で確認してみる。オベリスクと地蔵岳がイコールである事にこの時点で気付く。鳳凰三山制覇失敗(≧∇≦) この時は北岳がガスりながらも時たま見えた。 |
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そして鳳凰山(観音岳)に向かう。 | |
鳳凰山(観音岳)頂到着。 | |
北岳方面だがガスって何も見えず。いや全方向ガスって何も見えない。昨日だったら最高の眺めであったろう。 | |
まあしょうがない。気を取り直して昼食にする。雲取山の時失敗した缶詰も今回は慎重に開缶。隣でトレランな格好のお兄さんがコーヒー飲んでるので話を聞くと今朝夜叉神から登ってきたとの事。このあたりは庭です!だって。凄い人がいるもんだ。 | |
エネルギーを補給し下山開始。薬師岳までは快適な稜線歩き。真冬ならでかい雪庇だったのかなとか思いながら進む。 | |
薬師岳到着。北岳方面のガスが多少取れてきたので少し様子見たかったが甲府地方天気予報は夕方から雨だったので諦めて下山する。 | |
山頂に青木のマーキング。中道を下る。 | |
するとすぐに残雪道となる。すかさずアイゼン装着。急な下りでも路面をつかんで全く滑らない。凄いぞアイゼン(≧∇≦) | |
御座石通過。 | |
御座石通過したあたりかた雪が少なくなり完全に消えたのでアイゼンを外そうと試みると・・・ | |
靴に食い込んで外れない。どうやら装着する時にスライドさせるサイズの調整をしなかった為だと思われる。 | |
どうあがいてもアイゼンは取れないので付けたまま土の道を進む。岩の上だと滑る。しかも靴擦れもおきてWで凹む。 | |
人工林をジグザグに下る。 | |
するとこんなセクシーな切り株。 | |
なんて長い下りなんだろう。あー肉が食べたい、風呂入りたい、なんて事しか考えなくなってきた。 | |
くだりきって平になった。 | |
中道登山口。ここで靴を脱ぎ足を乾燥させる。 | |
最後は林道歩き。 | |
青木鉱泉に戻る。やった!風呂に入れるぞ!と車で戻りドアノブに手をかけるとヌルっとした感覚。車をよく見ると車体やガラス全面に小さな液体が付着している。見上げると・・・カラマツ(≧∇≦)そうか!だからこの場所には誰も駐めてなかったんだ!ってこの時気付いた。とりあえず1,000円払って(高っ)風呂入る。鉱泉なのでぬるいかと思ったがボイラーがしっかり動いて適温、誰もいない貸し切り風呂状態でとても気持ち良かった。体重3s減った事確認(嬉)して下界へ。早速ディーラー訪問で松ヤニ相談するがたらい回し。お役所か!!と思いつつダメもとで清里のGSで手洗い洗車(2,500円)をお願いすると心優しい青年が引き受けてくれきっちりとポツポツのヤニを落としてくれた。GSから出ると雨が降り出しせっかく洗車したもらったのにまた汚れちゃうなぁ〜あの青年に悪いなぁ〜とか思うが懸案が解消されたのでとりあえず良し。後日、粘土を使って塗装を磨き上げ松ヤニ攻撃をクリア。今回はとても良い勉強になった。 |