岩手三陸攻め
7月20日(日)
男鹿→秋田→盛岡→いわて沼宮内→八戸→久慈→宮古→浄土ヶ浜→宮古→茂市→宮古
人気の無い早朝の男鹿駅 終端部側踏切りより構内方向
男鹿線始発5:31で出発。昨夜の男鹿線は暗くて車窓は何も見えなかったのでこれから観察してみる。
男鹿線終端部方向 かつて貨物列車も走っていた男鹿線
男鹿駅出発時点で乗客は3名。秋田駅までぽつぽつと高校生を拾いながら進む。秋田駅に着くころにはシートはほぼ埋まっていた。男鹿線完乗。秋田着6:29
久しぶりの秋田新幹線「こまち3号」で秋田駅発7:02 ここで秘策を思いつきIGRいわて銀河鉄道で盛岡発8:55
全車全席指定の「こまち」だが秋田→盛岡間乗車のみに限り特急券さえ持っていれば乗車することが出来る。今回のチケットでは指定券枠を使わず本体のみで乗車可能。「こまち」の乗り心地の良さを改めてじっくりと味わう。盛岡駅着8:39。この後、八戸線乗車のため八戸駅へ向かう。このまま盛岡駅で待ち盛岡発9:26の「はやて1号」に乗れば次のターゲット、八戸発10:03の八戸線下り普通列車に間に合うのだが、時刻表を眺めていて「のっ」と気付く。「いわて銀河鉄道」で、いわて沼宮内駅へ先回りすればそこで「はやて1号」を捕まえる事が出来、マニアックなその駅を堪能する事も出来る。早速IGRの下り普通列車で盛岡を出る。
新幹線駅乗降客数最少ナンバー1とも思える駅の割には立派な駅舎 ホームには誰もいない
いわて沼宮内駅着9:31。乗り換え時間8分しかないのでそそくさと駅周辺状況を確認する。周囲には住宅が広がりそれなりに人口はありそう。乗車してきたIGRの車両からは数人が下車したが新幹線ホームに上がると誰もいない。乗客は自分1人か!!新幹線駅で秘境駅的感覚を味わい自己満足に浸っていると、若い女性が1人やってきた。がっかりである。せっかく新幹線乗車一人独占初体験が出来ると思ったのに・・・(変)いわて沼宮内駅発9:39
普通うみねこで八戸駅発10:16 秘境駅、有家
二戸駅を通過し八戸駅着10:03。ここで八戸線に乗り換え。車内は満席で結構な乗車率。ほとんどが観光客と思われる列車はサーファー横目に海沿いの美しい路線を進む。
まったくの山中にありながらなぜかこの駅名 三陸鉄道駅舎内にて駅弁ゲト
久慈駅着12:04。ちょうど昼飯時なので「うに弁当」を買い込み、三陸鉄道「北リアス線」の乗り換え久慈駅発12:15
うには生でなく湯がいてある感じ 最近になって敷設された路線のため高規格な線形
観光客用に太平洋を眺められる橋の上で停車し運転士がアナウンスなどを行う。
秘境駅、白井海岸 細い道路は接続しているが人家無し 田野畑駅にて、「さんりくトレイン北山崎号」とすれ違う
秘境駅一の渡 人家数件アリ 宮古駅到着13:46
途中の駅でツタヤのレンタルCDのケースを持った高校生などを拾いながら宮古駅へたどり着く。
宮古と言えばここ14:22着 ベタだがこの風景
宮古駅前からバスに乗り換え浄土ヶ浜へ向かう。宮古駅発14:05。到着すると観光バスやマイカーでごった返している。大勢の観光客が集団で写真撮影。典型的な団体旅行の風景。しまった、何でこんな普通の観光地へ来てしまったのか。違う、自分が求めるのはこんな所じゃない。岩泉線という貴重な路線の近くまで来ていながらこんな所で何をやっているのだ!!押角ぉぉ〜!!!当初に予定だと宮古駅で乗り換え岩泉線の秘境駅押角に下車してその雰囲気を楽しむつもりだった。何を血迷ったのか途中で予定を変更しこちらへ来てしまった。乗り鉄として動いている以上、時間が余ったのならともかく貴重な押角駅訪問のチャンスを捨ててまでこんなベタな観光地で人ごみに紛れているとは激しく後悔。気づいた時にはすでに遅し。次のバスまで2時間、人並みに海岸を散策するしかなかった。この時、この後悔を固く心に誓った、もう2度と観光なんてしない(≧∇≦)浄土ヶ浜16:24発
先ほどすれ違った列車に乗り茂市駅へ 車内はガラガラ
宮古駅に16:40舞い戻る。気を取り直しここからジョイフルトレインで岩泉線の起点、茂市駅へ向かう。背の高い先頭車にてかぶりつき。宮古駅発17:06
茂市駅着17:23 線路左手、列車が来た方が山田線、右手が岩泉線
茂市駅到着で山田線内陸区間完乗。小雨が降り出す中、宮古行きの列車を待っていると、数少ない岩泉線の上り列車が到着。押角を訪問していれば乗車していた列車だ。往年のキハ58ではなくキハ110に車両は更新されていた。盛岡方面からやってきた列車に乗り茂市駅発18:32。また機会があったらぜひ岩泉線に来ようと心に誓う。宮古駅着18:53。
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