土日きっぷの旅 夜行乗り継ぎ、夜は酒田で宿はあけぼの、鳴子温泉&乗りつぶしの旅
6月7日(土)
C直江津→D長岡→E大宮→F仙台→Gあおば通→H女川→I鳴子温泉→J新庄→K酒田→L上野
急行きたぐに登場 直江津では時間調整の為、十数分停車 夜行列車を演出するサイドロゴ
直江津からの列車は大阪〜新潟間を米原経由で運転している夜行急行列車きたぐに。新幹線が台頭する現在、存在自体が貴重になってきた夜行列車。夜行急行(急行も貴重である)能登から夜行急行きたぐにへの乗り換え。早朝2時間待ちとはいえ、これはなかなか出来ない貴重な接続である。直江津発6:17
A寝台は2段ベット B寝台は何と3段ベット ボックスシートの自由席
急行「きたぐに」は多彩な車両を連結、A寝台、B寝台、グリーン車、普通車と多様な車内。特記すべきはB寝台、これだけの空間に3段ものベットが詰め込まれており、これはもう拷問であるo(*^^*)oその狭さといったら・・・乗ってみたい(^_^)
乗り換えの長岡が近づくにつれ適度な揺れで眠りに落ちてしまいあやうく降り逃すとこであったが、今回も運良く下車できた。長岡着7:14
毎度おなじみE4Max。平屋席を指定買い 駅弁サイトでの評価が良かったので購入したが んー・・・なんだかなぁ
寝ぼけた状態でキオスクでサンドウィッチ&ミルクを買い新幹線ホームへ。すると駅弁屋がすでに営業しており、ついつい下調べ済みの駅弁が目にとまったので購入してしまう。サンドウィッチだけで十分だったのだが買ってしまった以上、牛めしを開く。肉とごはんの間にゴボ
ウがしいてある。肉が固い→アゴが疲れる。肉とゴボウがミスマッチ。私の口には合わなかった。
まずはこのかわいらしい弁当箱にヤラれ 蓋を開くとまるで飛び立って行きそうなo(>▽<)o 大宮発9:22こまち、はやて9号
ちなみに先月ぶらっと行った新潟駅で何気に購入した駅弁「愛の朱鷺」こちらの方が数段美味かった(^_^)大宮着8:46。コーヒースタンドでアイスコーヒーをテイクアウトしミルクとガムシロをたっぷりもらって八戸行きはやて9号に乗り込む。
この時間のはやては相変わらず混雑ぎみ 仙台発10:58 仙石線は地下ホーム
大宮から結構な乗客ありほぼ満席。全席指定のこの列車、指定された座席へ向かうと隣席には連れの新橋リーマンが日経新聞片手にくつろいでいた。息つく間もなく仙台到着10:37。ここから仙石線へスイッチし女川を目差すが、全線乗りつぶしの為、始発駅のあおば通駅まで一旦戻る。11:00着
あおば通駅発11:06 まるで京浜東北線である 仙石線車内より東北本線入り乱れて進む
仙石線起点のあおば通駅から終点、石巻駅を一気に乗りつぶす。この路線、JR線最北の直流電化区間であるらしく、走っている列車は首都圏でよく見かける車両である。地下ホームから数分おきに発着するダイヤは都心なみ。さすが大都市仙台である。
仙台湾間近、堤防挟んですぐに海 新築RC橋にロングレール敷設区間もあり 国鉄→JRになる最終日に開業した東矢本駅
仙台中心部近郊は地下を走行、地上へ出ると間もなく松島、海と寄り添い塩のかおりがする程の距離を走行する。
石巻駅着12:12 どうやら生みの親の地元っぽい 何とファンキーな色の線名標o(>▽<)o
のんびりムードの割には駅間が近い仙石線を完乗。石巻駅から石巻線に乗り換える。
石巻発12:18 女川を目差す 何かを養殖しているようだが
石巻線は完全なローカル線。ゆっくりと右手に海を見ながら進む。潮干狩りをしている姿も見られた。
女川駅着12:46 キハ40が再利用されていた 駅に隣接した温泉。入ってみたかった
30分ほどで終点女川駅到着。だんだん暑くなってきた。駅には温泉施設が併設されなつかしい気動車が休憩室として使われている。
駅前には足湯 タクシー待ちもありなかなか元気な駅 S35発生チリ地震の際の津波到達ライン
続駅前では国交省が水のイベントを、道を挟んだ広場では町が開いたイベントが行われており、この手の駅としては賑やかな印象が残った。駅舎は古くシンプルながら駅員が配置されており手入れもきちんとされていて綺麗であった。ホームへ上がる階段にはチリ地震の際、そこまで津波が襲ったらしいラインが引かれていた。
女川駅終端部 気仙沼線と分岐するシーサスクロッシング 気仙沼線分岐、前谷地駅
折り返し女川駅発13:00。上りの列車はジャージ姿の中学生であふれていた。石巻通過すると車内は閑散として着席できる。東北本線、小牛田駅まで田園風景の中をのんびり進む。
小牛田到着14:12 陸羽東線へ向けて出発14:36 ここちゃん!!列車発見o(*^^*)o
小牛田駅で陸羽東線に乗り換え日本海を目差す。静かな駅、小牛田発14:36
古川にて長時間停車 なので昼飯 鳴子温泉着15:56
小牛田よりすぐの古川で23分もの長時間停車。なのでメシ食ってみる。陸羽東線下り午後の列車はなぜかこの駅でこのような長い停車がある。新幹線の接続(・ ・)?なんでだろう。
気動車マニアにはよだれ物の車両 新庄から仙台を結ぶ 車内は改装され高級(・ ・)?なシートに換装
さて、鳴子温泉ひとっ風呂浴びよう。と、ここで臨時列車の「快速おもいで湯けむり号」がやってくる。今回乗車した列車の1本前の列車でこの路線を先行していた斥候(・ ・)?からの連絡により良いシャッターチャンスを得る事が出来た。
駅長だっけか(・ ・)?HP掲載許可は取りました(^_^) 鳴子温泉駅舎 駅から徒歩10分、共同浴場滝ノ湯
鳴子の湯を堪能する。泉質は酸性で草津の湯と良く似ていた。但し、草津ほど熱くないのでこっちの方が長湯出来るo(*^▽^*)o~♪
ホテルが立ち並ぶ温泉街 源泉発見 駅には足湯が併設
俗な温泉場にありがちな下品な感じが無く、静かで落ち着いた雰囲気の街はその泉質と相まってとても気に入った。今度は泊まりでゆっくり来てみよう。鳴子温泉発18:00
秘境駅堺田、待避線は撤去されている 陸羽東線唯一の秘境駅 駅脇には、日本海、太平洋分水嶺の看板が
鳴子温泉を出ると周囲に人家はなくなり県境を越えると秘境駅、堺田。ここから新庄めざして下っていく。
おしゃれな新庄駅に19:01着 ホームは綺麗で広いが人はまばら 陸羽西線余目行き19:27発
新庄駅は昨年3月、初の青春18きっぷの旅で訪れて以来。ここで陸羽西線に乗り換え酒田を目差す。
酒田手前余目までしか行かない列車 「ぬけ子」(ちょっとした知り合い)御用達の津谷駅 なんと、他に客がいないo(>▽<)o
新庄を出ると周囲は暗くなり、乗り鉄にはつまらなくなってきた。新庄出発時点でも4、5人しかいなかった乗客が数駅通過後全くいなくなり、2両編成の車両には運転手、自分、そして新橋リーマン友蔵しかいなくなった。全国結構列車には乗っているがこれは初体験。貴重な時間だ。他の客がいる時は出来ないような事をいろいろやって楽しんでみたo(*^▽^*)o~♪(ここには書けないが)
余目到着20:20 駅舎前には今回使用の切符の宣伝がでかでかと張られ 特急いなほ11号で余目発20:49
余目駅はホームも長く結構大きな駅だが全く人の気配無し。ここで各停に乗り替え酒田を目差そうとしていたが、その後にくる特急いなほに乗っても酒田到着時間に大差が無い。無料(土日きっぷ)だしせっかくなので特急に乗ってみる(^_^)土日きっぷフル活用!!
やっとこさ本日の目的地酒田着20:55 料理が用意されていた こりゃすごいぞ(。>0<。)
酒田到着、萌え萌えメンバー合流o(*^^*)o本日投宿する寝台特急あけぼの発車まで約1時間半。その間に以前から目を付けていた居酒屋へタクシーを飛ばす!!
サザエさん(o^∇^o)ノ 白身でさっぱり焼き魚(名前忘れた)
かなりの人気店らしく予約を入れておいたがやっぱ正解(^_^)店へ入り席へ案内されるとすでに料理が用意されていた。あんま時間が取れないしとても好感触。と思っていたら次々と普段は食べられないような料理が運ばれてくる。
じっくり煮込まれた煮魚(名前忘れた) カリッと唐揚げ魚(名前忘れた)
こりゃ参った!ビールが進む進むo(>▽<)o予算は告げてあったので支払いの心配は無かったが、そうでもなかったら、それが不安でゆっくり味わえないと思えるほどの料理達。撃沈(。>0<。)ふと今晩の宿「寝台特急あけぼの」発車の時間が迫っていることに気付き、タクシーに飛び乗るが時すでに遅し。酒田駅に舞い戻ったのは列車発車の3分後であった・・・
仕方ない、寝場所を確保すべく周辺のホテルをあたってみる。するとどこも満室。どうやら、高校総体が行われているらしい。そういえば、さっき下車した余目駅前の旅館にもそんな感じの張り紙があった。手当たり次第に電話かけまくり、駅からタクシーワンメーターほどの場所にあるビジホをゲットし何とか寝場所を確保する事が出来たのであった(・▽・;)さて、もう安心、とコンビニで酒を買い込みゆっくりと飲み続けたのであった・・・・
次の日
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