寝台急行銀河、南海特急ラピート、特急はるか・・・乗り比べ


12月


家→高崎→東京→大阪


今回は寝台急行銀河を皮切りに特急、新幹線を乗り比べてみようと思う。



高崎駅で懐かしい列車を発見。樹徳の生徒が乗っている  3月にこのホームに来た時はMながらに乗ったが       今回は銀河に乗車

 夕方に出撃。高崎で乗り換え高崎線普通で上野へ。御徒町で一杯やってから東京駅へ移動。乗車する寝台急行銀河(23:00発)は22:23にホームへ入って来るので、その前に酒など買い込み入線を待つ。ホームに上がると銀河の表示がもう出ている。このホームは3月に青春18きっぷで九州を目差した際、ムーンライトながらに乗った時以来である。その時は憧れの目で見ていたこの「寝台急行銀河」に乗る事が出来るなんて幸せである(^_^)V



 牽引機関車連結                     最後尾                  寝台特急では無く急行なのである

 ホームで待っていると品川方面から銀河が入線してくる。あれ、3月の時は9番線から発車していったが、今回はMながらと同じ10番線に入ってくる。牽引してきた機関車は客車をホームへ放置し神田方面へ消えていく。再度、機関車が品川方面からやってきて合体!!出発準備完了である。


         
この扉を開けると          開放型B寝台6号車 喫煙車両          浴衣、シーツ、枕、布団スリッパのフル装備

 今回乗るのは列車最後尾、6号車。流れゆく東京の夜景を最後尾の窓から眺める事が出来るのでは、と最近では珍しい喫煙車両だったからこの車両にしてみた。さっそく列車に乗り込む。最近では珍しい折戸式の入り口から入る。大阪寄りから、1号車A寝台喫煙車、2〜5号車B寝台禁煙車、6号車B寝台喫煙車である。



こちらは解放A寝台 B寝台と違い進行方向と平行にベットが配置 車両端にある喫煙スペース   懐かしい灰皿 

 荷物を自分のベットに置き、早速車内探索。まずは先頭車方向1号車のA寝台へ。B寝台のベットは車両端に通路があり進行方向と垂直にベットが並べられているが、A寝台は車両中央に通路があり進行方向にベットが並んでいる。どちらも、2段ベットだが、B寝台が4席で1つのBOXを形成しているのに対し、A寝台は同じスペースを2席で使用しているのでベットも広いし何よりゆったりと空間を使える。ちなみに、どちらも上段だと景色が見えないので下段がオススメである。



 洗面所用の水量を示すのか!?               A寝台の洗面所                  A寝台は和洋両方のトイレがある

 今更だがA寝台はグリーン車、B寝台は普通車みたいな扱い。もちろん料金が高いのはA寝台。B寝台の1.5倍くらいする。お金に余裕のある人はぜひA寝台に乗ってほしい。いくら払っても、もう乗ることが出来なくなるのだから・・・



機関車直後にはこの電源車が連結           その車両には大きな発電用エンジンが            おいしそうな名前の電源車両

 A寝台と機関車の間には、各車両で使う電気を発電する為の電源車が連結されている。初めてソレを郡山駅を通過する北斗星に見たときは何か恐ろしくゾッとする感覚だった。車両1両を丸々使い大きな大きな機械の塊が鎮座している。唸りを上げながら一生懸命発電している。


 
 しっかりと鉄道ファンが食いついている        こちらはA寝台の2階上段              こっちはB寝台上段

 東京駅を定刻の23:00に発車。品川、横浜と停車しながら順調に進んでいく。まだ終電までは時間があるので、ホームには沢山の仕事帰りのサラリーマン、OLなどが列車を待っている。こっちは浴衣で酒を煽りながらタバコを吸っている。停車の際、目があったりするとちょっと恥ずかしい。(と多少の優越感)横浜駅に停車した時は、反対ホームにいたカップルと目が合う。彼女はニコニコしながら手を振ってくれている。彼と腕を組んでいるので微妙だが、こちらも振り替えしてみた。揺れる車両の中、流れる都会の夜の景色を眺めながら飲むのは最高だ。とても気分がよい。ついつい酒が進んでしまう。藤沢、小田原と停車。すでに0時を回っている。熱海には0:35着。ホームには誰もいない。このあたりで記憶がなくなり・・・気持ち良く睡眠へと移行していくのであった。



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