青春18きっぷ 御殿場、身延、青梅線乗りつぶし
今回の旅の目的は東京発の送り込み「ながら」乗車及び御殿場身延線完乗である。
3月30日(日)
築地→日比谷→有楽町→新橋→国府津→沼津→富士→甲府→高尾→八王子→立川→奥多摩→拝島→高麗川→高崎→家
ムーンライトながらの送り込み静岡行き 国府津で分岐した御殿場線から東海道線を行く車を見送る 国府津車両センター留置レアな車両達
真っ暗な早朝5時、まだ静かな晴海通りを背に地下鉄日比谷線、築地駅へ潜り始発5:02で出発。日比谷、有楽町と乗り換え、東海道線、新橋へ山手線で出る。そのホームから東京駅へ向かう「臨時ムーンライトながら92号」を見かける。一駅で新橋到着。そこで本日初の密かな楽しみ(^_^)昨夜大垣を出発し早朝の東京まで「快速ムーンライトながら」としての運行を終え、静岡まで帰る間、東京始発の各駅東海道線下りに変身する各駅停車の特急車両に乗る。普通列車なので特急券無しで乗れるのがちょっとトクした気分。新橋発5:23。リクライニングシートは具合良くウトウトしていると国府津へ6:37着。ここから初の御殿場線へ乗り換える。国府津(←ちなみに読みは「こうづ」)発6:39
駅名表も東海カラーに変わり御殿場線突入 小田急小田原線を越えて松田駅に着く そうそう、そんな季節だった
国府津を出ると東海道線を高架でまたぎ富士の裾野へと分け入る。昭和9年に丹那トンネルが開通するまでは東海道本線だったこの御殿場線。当時は日本の大動脈だった為、複線だったが今は単線。複線時の遺跡があちらこちらに見えた。
駿河小山駅構内にはこんなネーミングのさくらもアリ 岩波書店しか思いつかない(・ ・)
この時期はどこへ行っても桜が咲いている。乗り鉄してるとどこの桜が綺麗なのか良く解る(^_^)御殿場目差してどんどん登っていく。で、御殿場過ぎると一気に下る。外の景色を見ていて解る程に。
沼津到着7:58 特急あさぎりが新宿へ向けて出発進行 おもわず購入してしまったo(>▽<)o
御殿場線を1時間半かけて完乗。これと言って特に萌える路線でも無かった。天気が良ければ富士山でも見えたかもだが。まあ、これでまたひとつ未乗区間をを制覇した。
こんな表示が!!ホームへ急げ!! ぬオーやって来た(≧∇≦) 萌え萌え萌え〜!!!!!
次の列車まで時間あるので駅舎見学していると、寝台特急の大御所「富士、はやぶさ」の表示が!!九州からやって来る列車をお出迎えする為、ホームへ向かう。
大分・熊本からはるばるやってきた 若い白人男性も萌えている で、普通の列車で沼津出発8:26
やってきた列車はかなりくたびれた車両。乗車率2〜3割(・▽・;)うーんこりゃもう先は短いな。と実感。わかっちゃいるがコレが現実。自分で出来るせめてもの延命措置は乗車率アップに貢献する事ぐらいである。ブルートレインに乗ってみたいと思う人はお早めに。列車の写真を撮っていたらおっちゃんが話しかけてきて、ブルートレインについて熱く語っていた。おっちゃんこれから東京行くんだって。なら「はやぶさ」乗ってけばって(= ̄▽ ̄=)V
ここいら辺りでの500系撮影は惨敗だった 富士到着8:45 なんとこんなトコに「特急しらさぎ」が
次は身延線に乗車する為、富士駅へ向かう。その区間、以前新幹線500系廃止話が出た時、富士山をバックにその勇姿を撮ろうと車できた事を思い出す。初めて一眼を使用し撮影に望んだが全く良い写真が撮れず、カメラをなめきっていた自分が思い知らされた日であった。で、富士駅到着。身延線ホームへ向かうとそこには2両編成の車両が。しかしその短い車両は人で溢れている。なぜ??こんなローカル線に???
富士からここまでは複線。こっから北は単線 んんー動けないし暑いし・・・ 秘境駅、寄畑もこんなヘタレなのしか撮れず
富士駅発8:52。通勤ラッシュばりの状態で身延線甲府行き普通列車は走り出した。途中、富士宮駅になぜかJR西所有の「特急しらさぎ」が停車している。おおー、撮影したくても身動き取れず。ひといきれで蒸し暑い・・・途中、停車駅でドア開くとフレッシュエアーが心地よい。ぎゅうぎゅう詰めの車内は暑いし立ったまま動けないし。なんでこんなに乗客が・・・
ここで対向列車交換待ち と、「特急ワイドビューふじがわ」やってきた ここで大量に、ってかほとんどの乗客が下車
右に左にと山間部を縫うように走る。途中、内船で特急対向の為、数分停車。窮屈な車内からホームへ降り立ち深呼吸。すると、特急がやって来た。今朝乗ったJR東海の典型的な車両373系。車端部にテーブル付きのセミコンパートメント座席がある他はこれといって内外共にさしたる特徴も面白みも無い車両である。
そうだったんだo(*^^*)o 身延駅脇には引退した腕木式信号機発見 なんかちょっとキケンな駅名
身延駅到着。どっと乗客が下車し、車内は平常時と思われる状態になる。この苦しい状態が続くのであれば一旦下車し一本後の列車に乗り換えようかと思い出した矢先であったので助かった。しっかり着席出来たしo(*^^*)oどうやらここいらに有名な桜があり、ソレ目当ての観光客が乗車していた模様であった。
長野市でもないのに JR東カラーの駅名表に戻る 身延線終端部
甲府盆地に入ると駅間が狭くなり都市近郊線の様相を呈してくる。そして甲府到着11:23。前半は先月の中央西線に負けず劣らずの厳しさであったがまあいっか(^_^)
コイツ、先週日曜昼間に千葉で夜に高崎で見たゾ 高台にあり非常に眺望の良い駅 笹子駅にスイッチバック痕跡発見
3/4年ぶりにやってきた甲府駅。さてここから東京回りで帰るとする。甲府発11:41。途中、勝沼ぶどう郷駅を通る。電略は「ヌマ」、ちなみに先月行った旭川は「アサ」である(= ̄▽ ̄=)V東京に近づくにつれ25‰の勾配をガンガン下っていく。
高尾到着13:12 ここで青梅線に乗り換え立川発14:05 この先東青梅までは複線、そこから単線
高尾に着くと何やら駅が騒がしい。どうやらこの先の中央線にて人身事故が発生しダイヤが大きく乱れているらしい。こりゃこの先予定どーりに進まなそうである。まあ、ここまでくれば時刻表を気にしなくてもいい路線なので予定変更、急遽、青梅線制覇に向かう事にする。いつもはがっちり組んだ予定表どーりに事を進めるのがやり方だが今回はフレキシブル、行き当たりばったりで行こうと思う、成長!?したもんだ(^_^)V さて、青梅線に向かうにあたり立川回りで行くか、八高線でショートカットして拝島に出るか、とりあえず八王子駅で降りて考える。地方交通線の八高線より遠回りでも立川回りで行った方が早そうなのでとりあえず立川へ向かう。
青梅駅到着14:37更に先へ向かい14:38発 二俣尾駅で展望型電車「四季彩」とすれ違い 平成13年3月20日廃止の東川井信号場
都心に向かう列車は先程の事故でダイヤ乱れているみたいだが、郊外へ向かう列車は時間どーりに動いている(^_^)それにしても、中央、五日市、青梅線の車両、今日見た限り全てE233系に置き換えられていた。湘南新宿ラインのE231系と似ているがVVVFの音が違う。E231系は曲がりなりにもやる気のない変調音がするがこのE233系はとっても静か。まあ、非鉄からすればこっちの方が快適なのかもしれないが・・・
おおよそ東京とは思えない風景 おう、これは鳩好きにはたまらない(≧∇≦) 終点奥多摩到着15:22
世界最大の鉄道会社JR東日本が誇る最新型車両はローカルな山間部をくねりながらゆっくり進む。終点奥多摩到着。折り返し乗車する「ホリデー快速おくたま2号」が反対ホームで待ちかまえている。
奥多摩駅終端部。その先にはセメント工場が見える 拝島着16:12 ホリデー快速おくたま、あきがわ連結!!
奥多摩駅は山に囲まれておりひっそりと静かな駅である。駅を見学する間もなく奥多摩発15:25発。この時期の休日のみ運行する「ホリデー快速おくたま2号」に乗車。そんな名前がついているからと言って普通列車と何が違う訳でもなく、ただ単に2、3コ、停車駅が少ないってダケである。ただその車内は、沿線の山へハイキングに行ってきた中高年の夫婦の姿が目立った。健全だ。乗り鉄よりは確実に(・▽・;)拝島着16:12。拝島では同じく五日市線からやってきた「ホリデー快速あきがわ」とガッチャンコ。ながーい編成になって新宿へと向かって行きました。さてここから八高線に乗り換え群馬へ帰ろう。拝島発16:23
これでもトンネルなんだよん(^_^)V 高麗川到着16:48 ここからは気動車で高崎へ向かう
拝島→高麗川間は電化されており周辺人口も多い為、地方交通線とは言えその辺の東京近郊路線となんら変わりはない。萌えポイントは横田基地内を通過する時の天井をはがされちゃったトンネルくらいか。高麗川で乗り換え。ここからは非電化区間なのでディーゼル車に乗り換え。高麗川発17:05小雨降る中淡々と進み高崎18:41着。拝島の時点で高崎線回りで群馬へ戻ると19:02発の吾妻線に乗車出来ない。小さな期待を込めて八高線を調べると間に合う。八高線には失礼だが初めて実用的な役に立ってくれた。そして無事その列車に乗り帰郷する。
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