ぐるり北海道ふりー切符で北海道を攻める
8月6日(水)
11:15札幌11:30→12:50旭川14:12→16:07音威子府16:31→18:49稚内19:24→19:29南稚内
一ノ関 → 八戸 → 函館 → 札幌 → 旭川
6:15 9:30 10:00 14:40 14:59 18:47 19:00 20:20
朝6時過頃一ノ関駅到着到、どうみても本州 とりあえず腹減ったので食堂車へ移動
目覚めると外は明るくなっており朝の雰囲気。列車はとりあえず動いている。窓の外を見る限り国道と並走しておりそれなりに交通量もある。ぼけボケしながら北海道であることを祈りつつ通過する駅名を確認すると・・・まだ岩手県。ダイヤどおりであれば函館にいるはずなんだけど。一ノ関駅で数分停車。ホームではでかい鉄道無線を持った職員が必死に連絡を取り合っている。朝から大変だ。
前回と同じく和定食 八戸駅では弁当を抱えた駅員が右往左往
車内放送で、「遅延してごめんなさい」のアナウンスが流れる。普段は行われないのだが、この先で朝ごはんを配布する案内がある。が、いつになるかわかんないし腹減った。食堂車は通常どおり6:30から営業するらしいので、高い朝ごはんを食べにグランシャリオへ向かう。盛岡駅を通過したのは朝の通勤時間帯。日常の朝を迎えている人々を横目に食堂車内でゆっくり食後のコーヒーをいただく。
車内で全員に弁当を配る。 んで、これがその弁当。予想500円
八戸駅に到着するとホームがとてもあわただしい。どうやらここで朝食を積み込むらしい。弁当とお茶を抱えた駅員が行ったり来たり。積み込みから発車まで30分、その動きを寝台車個室上段から見下ろしながら、満員の北斗星の乗客分の弁当の手配について考えていた。今回の寝台券を取得するのには至難を極めた。最終的にキャンセルで個室寝台券が取れたのはおととい。故に定員222名の北斗星はほぼ満席と考えてよい。それだけの弁当を積み込む駅を決めるタイミング、それなりの個数が手配できる弁当屋、値段の決定、その費用の出所、職員の配置、列車や駅との連絡、短時間でこれだけの段取りを行うのはかなりの判断し決断する力が必要ではないか。そんな努力をよそに、こちらはノロノロ進む列車の中でGWに訪れた秘境駅、千曳を横目にびっちり詰めた今後の予定の心配をするのであった。
函館駅に着くと、北斗星乗客乗り換え専用列車の表示 こんな特急車両が用意されている
列車は青森を通過しても駅ごとに停車を繰り返しなかなか進まない。本日の目的地、稚内に到達出来ない事は決定的。北斗星で昼間の青函トンネルを通過するという貴重な体験もよそに、今晩予約してある稚内の宿をキャンセルしたり今日、明日の予定を組みなおすのに必死になっているうちに函館に到着した。
函館駅の乗換え時に遅延印を切符に押してもらう 国鉄色に復元されたキハ183
函館駅で北斗星の運転を打ち切るアナウンスが流れる。変わって函館駅で臨時の特急車両が用意されておりそちらに乗り換える。特急オホーツクに使われているかなり古いキハであった。
内浦湾のはるか彼方に、先のサミットで有名になったウインザー洞爺発見 上りトワイライトエクスプレスは定時で小幌駅を通過
函館駅を出発したのが14時59分。順調に進んでいれば宗谷本線の中盤にさしかかっている時間である。乗り換えた臨時列車は北斗星乗り換えの乗客専用なので函館からの一般客は乗車させなかった。車内はかなり余裕がある。長万部を通過し秘境駅NO1の小幌駅が近づいてきたので気合を入れて車窓を眺める。長いトンネルを2つ抜け小幌駅が現れる。するとその瞬間、上り線を深い緑色塗装の客車が。ぬぁぁぁぁ〜「トワイライトエクスプレス」だ!!偶然とはいえ萌(激)これにはヤられたo(*^^*)o
表定速度102.6キロは国内3位 まさかここまで来て宿探しをする事になるとは
札幌に着く頃には日も暮れかけていた。今日はもう旭川までしか行けない。JR北海道の最新車両「L特急スーパーカツイ45号」に乗り込む。気動車から乗り換えたせいもありとても静かで快適、尚且つ速い。140Km弱の距離をたった80分で旭川に到着。地元、長野原草津口からだと大宮へ到達する距離である。いかに大平原の北海道とはいえそこを1時間20分で走りぬくとは。
さて、旭川に到着したは良いが寝場所がない。困った。しかし、駅員のおじさんに何とか近所の宿を教えてもらい今夜は事なきを得た。
次の日へ
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