ぐるり北海道フリー切符で行く北海道の旅


3月19日(水)

函館→札幌→釧路→根室→釧路






  函館着6:34                        函館から先、函館本線は非電化区間の為ディーゼル機関車登場 しかも重連o(*^▽^*)o~♪

 旅立ち初日からがっちり飲んでしまい爆睡。目が覚めると函館に居た。おっとここでは機関車の付け替えタイム。アルコールでずれた脳みそをたたき起こし出動!!早朝の北海道、空気が冷たい。ココまでは電気機関車1両で客車を牽引してきたが、ここから先はD機関車2両で引っ張る。青い塗装は新鮮でかっこいい。連結萌え〜o(>▽<)oその作業を終え函館発6:42。



    大沼公園付近より開聞岳を望む                  フリースペースのロビー                  さて朝食である

 函館で起きなければずっと寝ていただろうが起きたので活動開始。大沼公園あたりでは朝日に照らされた開聞岳が美しい。爽快な朝。ロビー室など車両をざっと見学した後、朝食のアナウンスが流れたので食堂車へ行く。



JR東日本所有車両のシンプルなテーブルライト      洋定食1,600円チャージ料込み(--,)            とりあえず札幌到着11:15

 朝食は和・洋定食から選択。今回は洋定食を頼んでみる。プレートにはスクランブルエッグ、銀むつ切り身、サラダ、ソーセージ。パンとコンソメスープ、フルーツヨーグルトかけデザート。暖かいスープがとてもうまい。びっくりしたのはフルーツが缶詰でなく生パイン&キューイであった事だった。食事の最中八雲駅にて北斗星が出発した後に函館を出たスーパー北斗1号が追い抜いていった。1つ残念だったのが食堂車がJR東日本所有の車両であった事。初めて生北斗星を目撃が去年の夏、夜の郡山駅だった。その時はJR北所有の編成で、食堂車では赤いテーブルライトが食事する乗客と共に目の前を通過していき、北斗星への憧れを強めた。センスはさておきその印象が強烈であった為に赤ライト車両に乗車できる事を楽しみにしていたのだが・・・最終日に訪問する予定の秘境駅小幌を通過後部屋に戻り、流れる北の大地を眺めながらベットで横になっていると、満たされた食欲により睡魔が目覚めウトウトしだす。とても贅沢な気持ちの良い時間であった。が、そんな気持ちよさを味わっているとすぐに終点札幌に着いてしまった。



スーパーおおぞら5号札幌出発11:51        指定席はでかいヘッドレストが装着               秘境駅東追分通過12:31

 札幌駅より北斗星回送を見送る。さて次は「特急スーパーおおぞら」で釧路へ向かう。今回使用する「ぐるり北海道フリー切符」は指定席取得の回数制限が無い。なので乗車する特急は全て座席指定した。全て合わせると10枚を超える。JR東の車両では経験ないのだが、北海道の指定席は自由席より高級なシートが装着されている。今回のような切符を使用する場合は、指定席は取っておいた方が絶対快適である。路盤は鉄板で作られており通過列車時の騒音が激しいと噂の千歳駅を通過するが、車内ではそれを実感出来なかった。千歳線から石勝線へ入る。




        滝ノ下信号所通過12:37         清風山信号所通過13:03                東占冠信号所通過13:13

 千歳線から十勝方面への短絡線として新規格で作られた石勝線に入っても最高速130km/hで突き進む。山間部を通過する新夕張→新得の間は駅が無い変わりに沢山の信号所がある。これは萌える。ここから先、特急に乗車する間は全て、高速移動する車内からの撮影の為、写真はほとんどヘタレなピンぼけが多い。滝ノ下信号所を初めに、オサワ、東オサワ、東占冠滝ノ沢ホノカ串内上落合新狩勝広内、西新得信号所と、本州ではあまりお目にかかれない信号所連発を体験する。



    滝ノ沢信号所通過13:13                ホロカ信号所通過13:16            串内信号所通過13:25  

 オサワ信号所では停車。するとスーパーとかちが猛スピードで通過していった。そうそう、今回の旅は友人より借りたスーパーデジタルハイビィジョン3CCDウルトラフルHDブルーレイビデオカメラを駆使しHP各所に鮮明な動画を配置した。



   コーナーではこの傾き                ちなみに水平で撮影すると傾斜角がよく解る     広内信号所、対向「おおぞら」待たせる

 北海道スーパー系の特急はコーナーを高速で曲がれる様に振り子装置を実装している。コーナー手前で身をよじらせ傾斜しながら減速せずにコーナークリア。先頭車前面貫通扉でかぶりつきをしていると時が過ぎるのを忘れてしまう。



   西新得信号所通過13:37           臨時リゾート列車トマムサホロスキーエクスプレス対向IN新得   新得駅の狩勝峠側には旧線の跡地が伺えた

 長い新狩勝トンネルを抜けると大きなS字を描き勾配を稼ぎながら新得駅へ下る。この新線が出来る前は三大車窓の1つに数えられていた狩勝峠。以前、車で国道38号線狩勝峠を通過した時は十勝平野が一望できた。現在の鉄道車窓からソレを味わう事は出来なかったが、曲がりなりにもこれで、日本三大車窓(篠ノ井線姨捨駅、肥薩線矢岳駅付近)制覇したo(*^▽^*)o~♪



    秘境駅羽黒通過13:54              上芽室信号所通過13:58               高架されて近代的な造りの帯広駅 

 新得からは平坦地となり次の街、帯広まで緩やかな線形が続く。先週、高山本線乗車の際、高速分岐、信号所と新たな材料に興奮を覚えたが、北海道にはそのどちらも沢山ちりばめられており感動は薄れてしまった。とか言いつつ、尚、先頭車前面はつねに確保しつつ、平野川、上芽室信号所、秘境駅羽黒にモェ〜(≧∇≦)



   帯広到着14:10                      秘境駅稲士別通過14:17                トラス萌え〜IN十勝川

 帯広でほとんどの乗客は降りてしまい、車内はゆったり出来る感じになってきた。帯広・池田間は十勝平野ど真ん中により起伏もなく人口密度の低い地域。多少部落はあるが車窓から見えるのは国道くらい。



   大雪山カマンベールチーズケーキ¥200            豊常信号所通過14:50            秘境駅上厚内通過14:56

 小腹が空いたので車販でチーズケーキを買ってみる。味は・・・まあこんなもんであろう。どんより曇り空と荒涼とした大地が寂しさを感じさせる。



    秘境駅尺別通過15:09               秘境駅ランク上位古瀬通過15:18                 渋い駅名表の釧路着15:42

 池田を出ると釧路までの間昭栄、豊常、(廃)波若、東庶路信号所がある。秘境駅は何とか押さえる事が出来たが、さすがに疲れてかぶりつきが出来なかった為、それらを記録する事は出来なかった。



   おお、何だか嬉しくなる駅名発見              さらにこいつで東を目差す             名前と駅舎が相まってかわいらしい(^_^)

 昨日からの乗車時間が24時間を超えた所で釧路に着く。寒っ。ここでホテルに入りゆっくり休んでもよいとこだが、せっかくココまできたので根室本線を乗り継ぎ、今日中に日本最東端を目差し、さらに鈍行に乗り込み根室を目差す。釧路発16:14



   かきで有名な厚岸到着17:03            厚岸駅では運の良いことに30分弱の停車     駅弁「かきめし」で有名なあっけし食堂

 厚岸では函館本線「森駅」の駅弁「いかめし」に続き有名な「かきめし」がターゲット。この列車の時間に合わせ、「かきめし」製造所に予約を入れておき、停車時間を利用して駅舎内キオスクにて見事ゲット(= ̄▽ ̄=)V



    かきめし950円(税込み)              見た目からして濃厚な味を連想させる         売店には牡蠣の薫製もある。ビール!!!

 早速食べてみる。砂糖醤油風味で煮込んだ牡蠣とご飯は濃厚な味わいでグーグーググー(≧∇≦)牡蠣の身も小振りながらしっかりとした味がしみこんでいてこれはんまいo(*^▽^*)o~♪大量に食べる物ではないが半分ずつ分けて食べるくらいが余韻も残りよろしいかと思う。これはなかなかヒットであった。



   やってきました東側                最南端、西大山駅に続き最東端、撮ったったどー    根室本線終点根室駅到着18:54

 牡蠣を堪能している間に車窓はすっかり暗くなってしまった。おかげで秘境駅の初田牛、昆布盛の撮影は逃してしまう。そして、終点根室の1コ手前の駅、東根室駅で日本最東端制覇。その後、根室駅に降り立つ。本日は釧路のホテルを予約してある。このまま折り返し釧路まで帰ってもよいのだが、せっかく根室にきたので、カニをつまみに一杯などと思い、駅前を眺めてみると真っ暗でカニが食えそうな店など見あたらない。テェーン系のビジネスホテルや居酒屋が並んでいる事を想像していたのに何だ、この寂しい駅前は。エスロカップはどこだ!?やっぱり、乗車してきた列車ですぐに釧路へ戻る事にした。



根室駅では外人観光客に写真撮影してあげた 以前はここから厚床支線が延びていたが現在は廃止  駅舎内では根室交通オリジナルチョロQを販売

 根室駅発19:10。再度、東根室を通過し釧路へ向かう。西の付く駅で最東端の西和田駅を撮り逃す(≧∇≦)乗り鉄は昼間が命。寝台や特別な列車にでも乗っていない限り夜の乗り鉄はつまんない。蓄積した疲労も相まって爆睡。終点釧路で車掌に起こされるまで夢の中であった。釧路到着21:35



    サラリーマンで賑わっており              とってもミルキーな生ガキ              油の乗ったサンマの刺身

 さあさあ毎度おなじみ、楽しい楽しい夕食の時間がやってきた。野生の嗅覚を駆使し、酒の美味そうな場所発見。何やら大きなビルのワンフロア全てにいろいろな飲み屋のテナントが入っておりこれは便利でワクワク(= ̄▽ ̄=)V



   ちょっとフリーズなシメサバ              大味な鯨の刺身                       各種貝の盛り合わせ(何だか忘れた)

 愛想の良いおばちゃんに聞いてオススメなどを頂く。まだまだ、旅は始まったばかりなのでちょっとだけ飲む。しっかし、北海道の生ものは何を食べてもうまい。美味い物食いたきゃやっぱ北だね。ちょっと飲む。ちょっと飲む。×3・・・



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