青春18きっぷを使い1泊2日で飯山線、飯田線を巡る旅

7月27日(金)
松本→辰野→天竜峡→豊橋→浜松→島田→熱海→小田原→高崎→家


 
 松本駅からは非常にレアな123系         松本市が全額出資で今年3/18に開業した平田駅    中央本線旧線の小野駅  
 
 松本駅を6:04時に出発。1両のみので赤白ツートンのかわいい車両だなと思っていたが、後日調べてみるとこの123系、「辰野〜塩尻間で活躍している電車。車体の両端に運転席があり、単行運転できるローカル線向け車両。荷物電車を改造し1986年に誕生。JR東日本には1両のみ存在」そんな貴重な車両だったのかo(>▽<)o塩尻駅を出ると中央本線新線みどり湖経由から外れ旧線で辰野駅を目差す。急勾配ときついコーナーを進んでいく。進行方向左手下方には、現在は本線となったみどり湖経由の新線の高架が見える。



   辰野駅到着7:05                   本線だった頃を想像させる広大な待避線         人気もまばらな朝の辰野駅舎

 辰野駅からいよいよ秘境駅の宝庫、飯田線へと乗り換え。時間があるので周辺を散策。中央本線、以前は全ての列車がここを経由していたが、1983年に塩嶺トンネルが
開通し中央本線はみどり湖経由が本線となり辰野駅は支線扱いとなった現在、優等列車は快速みすずくらいしか停まらない静かな駅である。駅ホームに向かって「特急あずさ」を新線より取り戻せ!みたいな横断幕がかかっていた。地元にとっては、そうなればメリットがあるとは思うが、大多数を占める通過乗客、利益を追求する民間企業JRにとってはいい迷惑である。地域のエゴ100%。地方を切り捨てろとは言わないが、あまりこのような事を言っているとバッサリ切り捨てられる可能性が有ることに気付いた方がいいのではと思った。



 朝のホームで出発を待つ列車              やってきた、飯田線、天竜峡行き            そのスジでは有名な田切駅  

 辰野駅発7:05。これから豊橋駅まで6時間ぶっ続け飯田線の旅の始まりである。辰野駅を出発した時はそれほど車内は混雑していなかったが、伊那市が近づいてくるにつれて車内は混雑してきた。対向する快速みすずも混み合っていた。伊那市を過ぎるとまた空いてくる。しかし、このローカル色たっぷりの路線にも関わらず、駅間隔が3分、ときには2分なんてのがごろごろある。ここは山手線か(。>0<。)とつっこみたくなるほど、駅の間隔が非常に狭い。沢渡駅→赤木駅間にはJR最急勾配40‰が存在するが乗車中は気付かなかった。車掌が検札に来て切符を確認した後、「どちらまで行かれますか?」、「豊橋です」、「この先で落石検知装置が作動したので豊橋まで行けない場合が有ります」と言われた。う〜ん、それは困った、が何とも出来ないので昨日と同じく大人しくしている。少しすると「復旧しました」と教えに来てくれた。一安心(^_^)飯田線ではその存在が有名なΩカーブ。列車が飯田市を大きく迂回している間に、その手前で下車し、先回りしてまた同じ列車に乗ると言う、非常に自己満足的だが、楽しみ方によってはおもろい行動が取れる区間がある。で事前調査不足によりどこからどこまでの駅間で列車と競争するのかが判らず(今回やる気は無いのだが)その観察としての楽しみを逃してしまった。



この駅の1コ手前、伊那上郷駅が列車競争の到着駅 この路線には難読な駅名が沢山ある   ここで下車し伊那上郷駅まで走り同じ列車に乗車

 飯田線ではその存在が有名なΩカーブ。列車が飯田市を大きく迂回している間に、その手前で下車し、先回りしてまた同じ列車に乗ると言う、非常に自己満足的だが、楽しみ方によってはおもろい行動が取れる区間がある。しかし、事前調査不足によりどこからどこまでの駅間で列車と競争するのかが判らず(今回やる気は無いのだが)その観察としての楽しみを逃してしまった。



        ほら(^_^)V                  おもしろい駅名が沢山あるでしょo(>▽<)o     3時間かかり9:46、やっと天竜峡駅到着        
    

 秘境駅的にはここまでの飯田線には楽しみは無い。ここ、天竜峡駅からが本番である。カメラを持つ手に力が入る。秘境駅ランキング2位の小和田駅、3位の田本駅を始め沢山のハイレベルな秘境駅が存在するので気合いを入れなければ。気を引き締めて10時ジャスト、天竜峡駅を出発する。



 
秘境駅、千代のホーム                  このように天竜川と寄り添いながら進む路線        秘境駅、金野

 天竜峡駅を出ると一駅目でいきなり秘境駅、千代が現れる。辰野から天竜峡までの飯田線は比較的緩やかな地形の中を進むが、天竜峡からは、天竜川に沿って、非常に険しい線形となる。ここから、小和田駅まで列車の中を入ったり来たりする事となる。



  
トンネルを抜けるとそこは・・・             秘境駅ランキング3位の田本駅である          そして、またすぐにトンネルである

 千代駅、金野駅を過ぎ・・・秘境駅第3位の田本駅到着。しっかし、ただの停車なので、ちょろっと写真を撮ってる間にすぐ出発。まあしょうがないけど(悲)



トンネル→鉄橋→トンネル→急カーブの繰り返し    秘境駅、為栗。読めないでしょ(・ ・)?            眼前にはダム湖が広がる

 すごい状況になってきた。列車には保線員が乗り込み、行く先々の駅やトンネルの入り口にも保線員がいる。一体どんだけの人員を配置しているんだろう(・ ・)?維持管理費がかかりそうな路線だなぁと考えているうちに秘境駅、為栗に到着。ここでは2名の親子連れが下車した。



   おや、また保線員が・・・                   崖側を覗いてみると法面修復工事中          駅にも保線員がうろうろ

 とにかく、保線員が多い。たまたまそんな時期なのだろうか。途中。ワイドビュー伊那路と交換の為、停車した伊那小沢駅にも数名の保線員がいた。JR東海も大変だ。


                     
                秘境駅、中井侍に到着                         待合室は簡単な作りでその裏には民家がある

 つぎは中井侍駅。民家が2軒ある他は何もない。ゆっくりとした時間が流れている駅である。しかし、この駅名・・・昔、侍が住んでいたのであろうか



  ついにやってきた、秘境駅小和田            恋成就駅 小和田 と書いてある             その昔は活躍した駅舎

 本州最強に秘境駅、小和田へ到着。「秘境駅へ行こう!」のサイトを見つけて以来、幾度となくサイト上では眺めていたこの駅であるが、下車はならずともついにやってきた。とにかく萌えまくり。理由はわからないがなぜか秘境駅は萌える。乗客は数名。その人は不思議な目をしてこちらを見ていたがそんな事お構いなく、写真を撮りまくった。今度来たらぜひ下車してみたいと思う。



城西駅。この駅と向市場駅間にS字鉄橋がある 切符を持っていれば見学できる「佐久間レールパーク」佐久間駅に隣接、古い車両が留置してあった

 小和田駅を過ぎると一旦休憩。そこまでの区間で興奮しすぎて疲れボーっとしていた。しかしこの後、あの渡らずのS字鉄橋、別名渡らずの鉄橋(水窪川第6橋梁)があるのをすっかり忘れて豊橋へ到着13:01してしまうのであった(・▽・;)



こんな写真撮るならN700系の写真をと言いたくなるが・・・
動画撮影のみで写真を撮るいとまが無かったのであった

 東海道線が近づいて来るに連れて新たな計画が頭の中に浮かびだした。今月デビューした東海道新幹線「N700系」を見たい(。>0<。)豊橋からの時刻表を眺め、N700系の通過予想時刻も加味しつつ、なんとか熱海で見学出来る時間をひねり出す


         豊橋     浜松     島田     熱海   小田原   高崎
   
当初時刻  13:27   14:01   14:58   16:59  17:53  21:14
               14:11  15:07   17:31  17:55  21:39
                              ↑
変更時刻  13:07   13:40  14:38   16:32
               13:54  14:47                                    

やったー\(^_^)/当初の予定では熱海駅で30分しか無かった乗り換え時間を1時間まで増やす事に成功。豊橋駅からは、特に面白みのない東海道本線を延々と乗り継ぎ熱海駅に到着。「のぞみ」は熱海駅には停まらない。「ひかり」の区間時間から熱海駅の通過時刻を割り出すと、熱海駅到着後、すぐに上り列車が来る感じ。到着と同時に新幹線改札へ向かうが、新幹線自動券売機では入場券は売っていない。窓口は混雑していて入場券を買えなさそうなので、一旦在来線ホームを出て、入場券を購入。すかさず新幹線ホームへ上がる。撮影準備が完了したと同時に、熱海駅のコーナーをN700系がゆっくりとした速度で通過していった。撮影成功)^o^( 通過萌え萌え(。>0<。)
その後も700・500・300系などを撮影し帰路につく。

小田原から高崎までは湘南新宿ラインのグリーン車。フル乗車なので、なんか得した気分になる。高崎で乗り換え帰宅する。



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