年末・年始 西日本乗り放題きっぷで空白の地域を塗りつぶす


日付が変わり本日31日と明日1月1日の2日間、年末・年始 西日本乗り放題切符きっぷ(グリーン車用29,000円)を使用。人生初怒濤のグリーン車(ほぼ)連続乗車16連発。

12月31日(水)

直江津00:55→6:16京都6:22→7:47関西空港8:48→9:00日根野9:20→9:38和歌山9:40→9:46和歌山市9:52→9:58和歌山10:05→12:34紀伊勝浦12:46→13:01新宮13:03→16:51新大阪17:09→17:56岡山18:05→21:06出雲市 55,130円


 
    遅れていたがやっとやってきた大阪行き急行きたぐに               きたぐにグリーン席

 
切符の効果を最大限活用するため31日に日付が変わった時点からすぐに乗れる列車、グリーン席乗車1番手に選んだのは新潟発大阪行き急行きたぐに。青海川駅付近強風のため列車遅延35分、直江津駅にやってきたのは深夜1時30分。直江津駅から30人以上の乗客があり予想外の多さにびっくり。ここからグリーン車を乗りまくってみる事にする。乗車して能生駅付近を最後に明日に備え就寝。


 
  巨大なリクライニングシートのはるかグリーン車                                 関西空港駅到着
 
 ふと目が覚めると米原駅。遅れを取り戻せていると勝手に思いこんでいたがこの時点で33分遅れ。変わっていない。やばい。次の京都乗り換え特急はるか3号の乗り換え時間はわずか。間に合わないではないか。車掌に問い合わせるとはるか5号との接続は取るのでそっちへ乗ってくれとの事。まあ、関空で時間は余裕をみてあるのでよしとしよう。しかし、京都でなく新大阪での乗り換えを推奨しているので万一の事があっては困るので、窮屈なきたぐにG車で新大阪まで我慢、そこから広くて快適な特急はるかのG車へ乗り込む。と同時に昨夜からの疲れとはるかの快適さにより睡眠。関空までとても気持ちよく熟睡した。はるかは普通車、グリーン車共に快適である。


 
 シックなスターフライヤーカウンター                                  海外移動客で込んでると思いきや意外と空いてる

  初めて訪れてみた関西空港。南海鉄道とJRが乗り入れている関西空港駅からターミナルビルへは徒歩2分。両施設とも新しく綺麗。展望ロビーなどゆっくり見学したかったが時間がないのでざっと施設を1周して次の乗換駅、日根野へ向かう。


 
          海に浮かぶ空港とをつなぐ連絡橋                    日根野駅前で全方位LED警報機発見。

 日根野駅まで関空快速でやってきた。ここで特急くろしお83号に乗り換える。


 
   パノラマ型グリーン車連結                                     車内からは景色がよく見える
 
 本日のみ先頭車がパノラマグリーン車連結の特急くろしお83号。和歌山駅までの短い間だがしっかりグリーン券を取得済み。シート自体は良いのだが車両が古い事だけが印象に残る。和歌山駅で下車し2分の乗り換え時間で和歌山市行き普通列車に乗り、その盲腸線を乗りつぶそうと計画していた。が、くろしおの到着時間が遅れたので、扉が開くと同時にダッシュ。和歌山市行き8番線ホームへ到達するとちょうど列車が出て行った瞬間であった。敗北。


  
  本日のメイン特急オーシャンアロー5号                                       グリーン車内部

 気を取り直し和歌山駅前ミスドでドーナツなどを購入し今回一番楽しみにしていた列車、特急オーシャンアローに乗車する。グリーン車内部へ足を踏み入れると、そこには明らかに普通車とは異なる上質な大人の空間が待ちかまえていた。


    ワイドな全面展望は文句なし                              紀伊勝浦駅でわざわざ乗り換える

 
終点の新宮駅までオーシャンアローに乗車しようかと思っていたが、途中の紀伊勝浦駅からJR東海の気動車特急ワイドビュー南紀6号がJR西、東海の会社境界、新宮駅まで重複して運行しているので始発のソレにわざわざ乗り換え乗り比べをしてみる。


  
   WB南紀のG車は2×2列配置。乗車できたがとっとと通過          普通車先頭車両。こちらの車両も全面展望はよいのだが・・・

 
先週18きっぷの旅、紀勢線で何度もその勇姿を見せつけたこの列車。いかんせん、新しくしかも電車のオーシャンアローと比べると雲泥の差。比較した相手が悪かったか。さて、この列車新宮駅到着13:01予定。に対し、折り返し乗車予定の特急オーシャンアロー22号は新宮駅発13:03。まあ2分あればと思っていたのだが、WB南紀が遅れ、新宮駅到着時点で13:03を過ぎている。乗車予定のオーシャンアローを乗り逃すと本日の投宿地、出雲市駅への到達は困難となる。焦る。扉が開くと同時にダッシュ。先週来ていたので新宮駅の構内配置は頭に入っている。オーシャンアロー乗り込みと同時に扉が閉まる。間に合った。この区間が単線区間で助かった。


  
    復路ももちろんグリーン車                                        だれでも利用できるこのような展望車がある

 
新宮往路は山側のシートだったが復路は海側。双子山信号所などを展望しつつ太平洋の雄大は景色を堪能する。


 
                  グリーン車は2−1列配置                      普通車は海を感じる明るい雰囲気

 往路では帰省客で満席のオーシャンアロー、復路は空席が目立ったのでゆっくり車内見学することができた。


 
            新大阪駅到着                                 のぞみ700系グリーン車

 新大阪駅で新幹線に乗り換え。岡山まで、「のぞみ」で向かう。もちろんここもグリーン車。帰省客で混雑しておりグリーン車両デッキでは立っていてもグリーン料金がかかります、といったオドしのアナウンスが流れていた。こんな短距離でも気軽に新幹線、しかもグリーン車で移動出来るとは恐るべし「西日本乗り放題きっぷ」である。今回の「のぞみ」はJR西所有の車。グリーン車は東海のソレとはちがい大人な空間を味わうことが出来た。乗り心地はもちろん抜群である。


 
  特急やくも23号リニューアル車両                               グリーン車はパノラマグリーン車

  岡山駅で特急やくもに乗り換え出雲市へ向かう。自由席は混雑していたがG車は半分程度の乗車率。振り子装置をめいっぱい使い中国山地を横断するがスピードはそれほど上がらない。新見駅を過ぎると雪が降り出す。江尾駅通過上溝口信号所通過。岸本駅では上りサンライズ出雲と交換。これはうれしかった。


 
   ようやくたどりついた
 
 定刻で本日の目的地、出雲市へ到着した。早々に駅前ホテルにチェックイン。大晦日夜の出雲市駅周辺は静か。年が明けたのを確認、飯を食べてホテルへ戻った。



次の日へ



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