青春18きっぷで行く北陸攻略の旅

今回の旅の目的は、青春18きっぷを使い氷見及び城端線及び高山、太多、中央西線、小海線乗りつぶし


3月15日(土)

家→渋川→水上→宮内→直江津→富山→高岡→氷見→高岡→城端→高岡屋→富山→猪谷→高山



  朝靄のかかる吾妻線                 小出駅、秘境、只見線会津若松行きの列車発見    宮内駅到着10:08

 しっかり早起きし6:11発。吾妻谷は快晴を予感させる朝日が見えた。渋川着7:09、7:35発水上行きに乗り継ぎ水上着8:13。この時期の谷川越え長岡行き接続列車は混雑必至なので、水上が近づくと乗り換え跨線橋へ一番近い先頭扉へ移動。水上着と同時にダッシュ。大垣ダッシュほどではないが、並み居るライバルを蹴散らし見事ボックスシートGET!!無事着席。珍しくも新清水トンネル内に於いて車内改札が行われた。普通列車で車内改札を受けたのは昨年春の奥羽本線以来の事である。ゆったりしていた列車に越後湯沢から大量の乗客が押し寄せ車内は朝の通勤ラッシュばり。なんだなんだ!?と思っているとその乗客はみんな「上越国際スキー場前駅」で下車。新幹線で越後湯沢までやってきた客の集団移動だったみたい。



 海水浴に車で良く訪れた鯨波              愛すべき青海川駅はかなり回復しているようだが、まだ法面復旧工事は続いていた

 宮内駅で乗り換え10:26発。柏崎で越後線と合流すると右手に日本海が広がる。先程谷川越えの時点では列車を覆うほどの積雪であったが海沿いのこの地域へ下ってくるとまるで気候が違う。(あたり前だ!!)平成19年7月16日新潟県中越沖地震で発生した土砂崩れにより被害を受けた、海に一番近い駅で有名な青海川駅はコンクリートの駅舎は取り壊されてはいたがその他の施設は一応復旧していた。



  この駅名標の配置と日本海の雰囲気が好き       犀潟駅手前でほくほく線と合流             新潟で一番古い駅舎の犀潟駅

 このあたりの景色は見慣れている。何度も車で通過しているので。ただ、列車できたのは初めて。宮内→犀潟間は未乗区間であった為とても新鮮な感じ。それはそれで不思議な感じである。



      直江津到着11:49                        駅弁購入                  小振りながら濃い内容で満足した
 
 直江津駅で駅弁購入。酢飯をベースに沢山のおかずがちりばめられていてなかなか美味かった(^_^)



 デカ目の車両で直江津発11:57              チビッコん時の思い出の砂浜           萌える筒石駅、ホームより外界へ続く扉
 
 直江津駅出発。名立駅を過ぎるとすぐに頸城トンネルに入る。このトンネル内には土合、美佐島と並び有名なトンネル駅、筒石がある。駅名標を撮ろうとしたがテク不足によりブレまくりで全く歯が立たなかった(・▽・;)



 ローマ字だと日本一短い駅名              糸魚川駅直江津寄りにあるデッドセクショ ン    特急列車追い越しの為、20分停車

 糸魚川駅手前デッドセクション通過萌えで糸魚川駅到着。後続はくたかが追い越しのため停車。ここぞとばかりに撮影に出る。



   歴史的価値の高い現役の煉瓦車庫        これほどの特急の出入り口標があるのとは・・・    岩泉線で見かけたキハ52ではないか!!

 煉瓦車庫にD機関車が入っていれるかと思えば、ホームでは大糸線のキハがエンジンを唸らせている。ホームを見上げれば沢山の特急名が入った出入り口を示す札がぶら下がっている。ひと昔前は首都圏でも見られた光景と思う。新幹線が台頭してきた昨今、これほどの特急が走る路線はそう多くはない。これは何とも華があり羨ましい。しかし、2014年開業予定の北陸新幹線が開通してしまえば三セク化は決定している。それらが消えるのは時間の問題ではあるが。



  立派な糸川駅舎                    マヌケ顔681系北越急行所有車両がやって来た   高速道路が入り乱れ熱海付近を彷彿させる

 特急はくたか通過後、糸魚川駅出発12:56。いやいやなかなか美味しい駅で停車してくれて楽しかった。日本海が近くなり、親不知付近の険しい地形を進む。



 
ムチャブリとしか読めないのは自分だけ?        富山駅着14:08               日本海側で大活躍485系リニューアル車両特急北陸 

 新潟から富山県に入り、富山平野が広がってくると住宅が増えてくる。黒部渓谷鉄道と交差しながら列車は進み富山駅に着く。



    富山駅南側への在来線移設工事中         呉羽化学??                     高岡駅着14:42
 
 富山駅では北陸新幹線関連の工事で新しいホーム建設真っ最中であった。特急が頻繁にやって来てなかなか賑やかな駅である。再び乗り換え富山発14:23。富山から20分程度で本日のポイントとなる駅、高岡へ到着。



高岡駅では糸魚川駅以上に沢山の特急名アリ       機関車の転車台発見                氷見線氷見行き高岡発14:58

 高岡駅も、県庁所在地富山駅に負けず劣らずの駅である。さて、この駅から南北に延びる盲腸線、氷見、城端線を乗りつぶすのが本日の目的の1つである。



越中国分、雨晴駅間では女岩が間近に見える      何と素敵な駅名だろう                 終点氷見駅到着15:34

 氷見線は高岡駅を出ると工業地帯を通過。貨物線を横に見ながら進む。越中国分駅を過ぎると富山湾が広がる。湾にそって進むその車窓は背景の立山や能登半島が遠くに望め素晴らしい景色である。



   氷見駅、藤子不二雄Aの出身地             終端部付近には16.6のキロポスト                氷見駅発15:34
 
 ゆっくりと列車は進み氷見駅に着く。氷見駅舎内には「忍者ハットリ君」のブースがある。作者の出身地らしい。魚の美味い店が沢山ある街なので堪能したいのだが残念ながらタイミングが悪いためスルー。高岡へ折り返す。



 
 高岡駅南口に店を構える                うどん・そば屋なのにチャンポン            きつねの下にはそばが隠れている

 高岡駅16:05着。ここには日本東西文化分解点の象徴!?とも言うべき珍しい食べ物がある。それはうどんとそばの合いの子丼。東日本ではエスカレーター追い越し車線は右であるが西では左。そして「そば」は東、「うどん」は西日本の消費量が多い。ここ高岡がその境なのかこの店にはチャンポンなる物が存在し両方の麺が1つのどんぶりに入っている。但しどちらも一玉づつ入っているので単純に2人前。小食な自分にとっては少々オーバーシュートぎみであった。(とろろ昆布おにぎりなる物に惹かれそれも頼んでしまったのも原因であるが)


  城端線、城端行き16:33発           転車台の真横を通過                 二塚駅を過ぎると工場へ向かう貨物線が

 燃料満タンになったトコで次は氷見線とは間逆の城端線を行く。この乗り換え時間の間に「寝台特急トワイライトエクスプレス」が通過するので楽しみにしていると定時になっても来ない。駅員に確認すると、今日は30分弱遅れているとのこと。残念ながら諦めて城端線の気動車へ乗り込む。今となっては珍しい転車台を高岡駅構内にて間近に見ながら列車は北陸本線から離れ左へ大きくカーブを描き南へ向かう。



 
これで「あぶらでん」とはo(*^^*)o           チューリップで有名な砺波           散居村と呼ばれる部落らしいが空からでないと???

 高岡駅を出た時は混雑していた車内も砺波駅を過ぎると空席が目立ってきた。遠くに岐阜県境の山々が見えそれに向かって列車は進む。



この駅名を見た瞬間ビビッ!!っと来た!!       終点城端駅着17:28                 味のあるホーロー駅名標

 付き合い立ての高校生の会話。彼「そろそろチューしよ!」、彼女「えっ!チュウ!?イヤ・・・まだ(^^*)」オヤジである(。>0<。)
そんなバカな事を考えているウチに終点城端駅へ着く。



    終端萌え                         落ち着いた雰囲気の駅                味のある木造駅舎

 城端駅は有人駅。渋い駅舎。



    みんな新幹線に未来をかけている        海抜123.4mとゴロのよい城端駅           終端方向先には岐阜富山県境の山々

 城端線は特筆すべき事は無い路線だったがとりあえず乗りつぶし完了。なかなかこの手の盲腸線に足を踏み入れるのは難しいので今回はそれで良しとしよう。折り返し高岡駅へ向けて夕暮れの城端駅発17:36



    高岡駅着18:26                    氷見線にちなんだ車両                  会いたかったのに(。>0<。)

 高岡駅に三度到着するともうすっかり暗くなっていた。



  このソバ屋は・・・                       やはりチャンポンがあるo(*^^*)o       寝台車を改造した近郊型車両で高岡を発つ

 高岡駅舎内には例のソバ屋がここでも営業。こちらにもチャンポン発見。しっかりテプラで説明書きがある。高岡発18:36



 富山駅着18:54                     富山駅前でTLRを探すが見つからない       代わりに富山電鉄発見

 さ富山駅からは富山ライトライトレールなる時代にマッチした路面電車があるらしいので探してみるが見あたらない。どうやら逆の出口だったようだ。



 富山駅発19:30                        JR西日本と東海の分岐駅猪谷着20:25     列車乗り換え20:29発

 本日の宿泊地、高山を目差しここから高山本線。列車に乗り込もうとすると1人のあんちゃんに話しかけられる。何をしゃべっているか良くわからないが、どうやら自分の乗る列車がこれで良いのか!?不安だったらしい。手には時刻を記したメモ帳を持っていたのでソレを確認して、この列車で良いことを教える。すると後を着いてきてちゃっかり横に座る。気に入られてしまったようだ。どうやら上呂駅へ行きたいらしい。何時に着くか聞かれた。手持ちの時刻表はダイヤ改正前のだったので正確を期すために車掌に確認すると、JR東海区間となる上呂駅を知らない。さすがJR西日本の社員である(・▽・;)猪谷駅よりJR東海区間となるので列車を乗り継ぎ高山駅を目差す。



   カメラを向けるとちゃっかりポーズをとった     難読駅名、上枝駅                     高山駅到着21:30

 富山→高山までの2時間、暗くて特にする事もないのであんちゃんと話をしていた。研修という名の労働にやってきた中国人らしい。名前は・・・忘れた(*_*)外国人登録証明書を見せてくれる。お国に妻と子供を残しての出稼ぎらしい。今夜は上呂の友達のトコへ泊まりに行くらしい。その友達も中国人らしいが日本に来てからサイトで知り合ったとか。んっ!?出会い系??突っ込んで聞いてみるとどうやら女の子の「ともだち」らしいo(*^^*)o



         山かと思いきや魚が美味い          ラーメンでシメる                     高山の夜は更けていく・・・

 中国人の彼とは高山駅でお別れ。列車を降り人影の無いホームへ。ホテルへ荷物を放り込みちゃっちゃと飲みに出かける。明日も朝早い。スグに酔っぱらいにならなければ。で、しっかりと高山の味を堪能して睡眠ZZZZ



次の日へ



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