青春18きっぷで行く北陸攻略の旅


3月16日(日)

高山→美濃太田→多治見→塩尻→小淵沢→小諸→中軽井沢→家



    高山駅出発7:18                    美濃太田までこの列車で向かう          高山駅構内に萌えなラッセル車発見

 多少の二日酔いのまま高山出発。天気良し。ふと考えてみると旅に出るときあまり雨に降られた事がない。去年、台風のまっただ中に出かけて山形県の山奥、峠駅で台風4号の直撃をうけた時くらいしか。記憶がない。晴れ男o(*^^*)o



 絶妙な甘味が五臓六腑に染み渡る           飛騨の山中なのにこの駅名              上呂駅進入高速分岐

 二日酔いだと異常にのどが乾く。朝食と共に高山駅前ローソンで購入した「飛騨コーヒー」これは効いた!!くどくない程よい甘味が内蔵に癒やしを与えてとても美味かった。快晴の空の元列車は飛騨川に沿って進む。関東ではあまり気付かなかったが高山本線、高山駅より岐阜側では多数の番数の高い高速分岐が設置されており「特急ワイドビューひだ」高速化の一翼を担っている。



  ここで温泉に入ってみたいトコではあるが     ダムマニアにはたまらない下原ダム左岸通過     高山本線難読駅名第2弾、古井

 下呂駅より先は信号所が多数ある。信号所とは列車すれ違いのみの為に線路が分岐して設置されているが駅は無いトコ。少々野、福来、鷲原、飛水峡信号所と小さな駅をはさんで続く。



      美濃太田着9:41                 良い駅名o(*^^*)o                   多治見着10:34

 美濃太田駅から太多線の乗り換える為下車。岐阜駅まで高山本線を乗り通し完乗したかったのだが時間の都合で行く事が出来なかった。太多線乗り換え列車を待っていると上り特急「ワイドビューひだ4号」が力強いエンジン音と共に発車していった。美濃太田駅発10:06。太多線はノンビリローカル線の様相を呈し30分弱で中央本線多治見駅に到着。



 ただの快速と思っていたセントラルライナーだが   特急ではないのに車内はこの豪華っぷり       中津川駅着11:18
 
 多治見駅で中央本線に乗り換え長野県を目差す。多治見発10:42。今回は青春18きっぷなのでずっと鈍行。別にそれはそれでよいのだがやはり快適性には欠ける。ここから乗車する列車も同じ車両で運用上の違いだけかと思っていたが乗ってみてびっくり。名古屋駅からここ多治見までは乗車整理券310円が必要となるセントラルライナー。多治見から先は各駅停車での運行なのでソレは払わなくてよい。リクライニングこそしないが転換クロスシートの車内はとても静かで乗り心地も良く快適。終点中津川まで安らぎのひとときを与えてくれた。



 おおくわ駅(^_^)V                        古川シデオ(。>0<。)                  塩尻駅着13:48

 中津川駅で軽くメシを食う。「特急ワイドビューしなの11号」が先に長野へ向かい発車していく。食後のデザート、ホームでアイス食ってたら乗車予定の列車が動き出す。あわててアイスをほおばり列車に自己アピ。無事乗車。発車ベルが鳴らないJR東海区間の恐ろしさを知る。中津川駅発12:04。そしてここからは先程の天国から一気に地獄。2両編成の短い列車はほどほど混雑しており着席できない。塩尻まで2時間弱の間ずっと立ちっぱなしで体力を消耗した。ただし、先頭でかぶりつきしていると、新人運転手と思われるがベテランの指導を受けている。とても元気にお仕事していたりする光景が何とも新鮮。がんばれ新人!!



   篠ノ井線起点0キロポスト              知人嫁シリーズ駅名第4弾はなんとフルネーム!!    塩尻駅発14:41

 塩尻駅着13:48。ここは特急やら貨物が出入りしていてなかなか飽きない駅。また中央東線、西線の分岐駅であるため両方向及び大八回りへの列車が頻繁に通過して楽しい。ここで気付いたのは、JR貨物の社員の規律は多少緩いという事だった。



嫌われ松子の一生(TVドラマ)で使われた信濃境駅     小淵沢駅着15:44                 特急あずさ24号出発

 小淵沢駅に着くと日は西に傾いていた。最近オープンしたアウトレットからの帰りの客で駅は混雑しており土産物売り場が混雑している。ここで撮影した特急あずさの動画、You Tubeにアップしてみると他の動画と比べ群を抜いてアクセスが多い。なぜだろう・・・



 
小淵沢駅構内、小海線0キロポスト発見      珍しい車両がやって来た!乗りたい(。>0<。)       しかし乗るのはこっちの車両

 小淵沢から小海線で小諸を目差す。小海線ホームへ移ると中央線ホームに「ホリデー快速ビューやまなし号」が入ってきた。指をくわえてジーっと見つめる。小淵沢駅発16:19



    小海線に入ると大きく右へカーブ         JR最標高1375m地点通過               JR日本一標高の高い駅1345.67m

 小淵沢駅を出ると一旦山梨方面に向かい大きく迂回して逆方向、野辺山方面へ向かう。画的にはとてもおいしい場所なのだが不思議な線形だ。このことについてはこちらのサイトに面白い事が書いてあった。八ヶ岳へ向かいどんどん登っていく。昨年、平成19年7月31日より小海線にはキハE200形ハイブリッド気動車が投入されたのでその車両に乗れるか楽しみだったのだが今回ははずれだった。野辺山駅で対向列車をやり過ごし出発。



   秘境駅佐久広瀬が見えてきた            周辺には人家も見え秘境度は落ちる       17:29着小海駅にて乗り換え17:42発

 このあたりも車で何度も通過した事あるが列車は初めて。違和感アリ。野辺山駅が小海線のサミット。野辺山駅を過ぎると今度はずーっと下り。秘境駅、佐久広瀬。1人乗車してきた。秘境度ガタ落ち。小海駅で乗り換える。



  読みは違えど我がふるさと            一文字変われば最高の駅名になるのだが(^_^)    小海線終点小諸駅到着17:29

 小海駅までは山間路線だったが、そこを過ぎると周囲に住宅が多くなり駅間隔がとても短くなり路線の性格がガラッと変わる。三岡駅で上りのハイブリッド車両とすれ違った。地元の高校生はそれを見て「あの列車、静かすぎて気持ち悪いよね」だって。人間何でも”慣れ”である。



   しなの鉄道の駅名標。小諸発19:13            しなの鉄道塗装の115系              中軽井沢駅着19:32
 
 そして小海線終点小諸へ18:41着。ここからは信越線から切り離された三セク「しなの鉄道」に乗り換え別料金を払い中軽井沢へ向かう。この区間も初乗車。気持ちの問題なのか、経営難の三セクというイメージがつきまとい、どの設備を見てもかわいそうな感じがしてならなかった・・・そんな雰囲気を吹き飛ばすかのように若い車掌が元気に接客してくれ何だか安心した(o^∇^o)ノ


 
 
中軽井沢駅近く、馴染みの寿司屋は「ふぁっくしょい!ごひゃくえん(^_^)」

 中軽井沢駅で下車。立派な駅舎ながら駅員はいない。時間が遅いからでなく改札窓口も塞がれ終日不在の模様。塗装がはげ落ちやはり赤字感は否めない。がんばれ「しなの鉄道」



トップ へもどる

inserted by FC2 system