鉄道博物館


11月22日(木)


10月14日、大宮にて「鉄道記念の日」に開館した鉄道博物館。混雑が予想されるので、一ヶ月ほど我慢。そろそろ落ち着いてきたかなと思われるので出かけてみた。



ニューシャトルは大混雑                    現着!!                           出来たてのホームは綺麗           

 大宮駅までは高崎線、普通列車を使いそこからニューシャトルに乗り換え。ちょっと小さめなこの新交通で鉄博へ。このニューシャトルはゴムタイヤ式なので静か。数分で鉄道博物館駅に到着。歩いても来られる距離だ。ちなみに徒歩で大宮駅からここへ来る客の為に、歩道は鉄道博物館を感じさせるそれなりの工夫がされているらしい。この駅は出来たてなのでとても綺麗である。



     新幹線の高架と寄り添うように走る      駅から博物館までのプロムナード             その床にはタイルに東北新幹線の時刻表

 駅から博物館へ向かう途中にも抜かりはない。床面には時刻表が印字され、壁面には列車の展示物が。混雑が続いているのか警備員が沢山配置されている。



 これを取得するのは至難の業                 博物館エントランス入場料1,000円ナリ     エントランス脇、ロッカールーム

 駅からはずっと屋根の下を通り博物館へつながっている。これなら、雨の日も安心(^_^)入場券の自動販売機が並んでいるが、今回はSuicaで入場するので素通り。そうそう、この博物館、さすがJRの経営だけあって入場は駅と同じ自動改札機の通過で入れ、Suicaでも入場できるのである。荷物を抱えていては見学を楽しめないので、入場する前にコインロッカーへ。ちなみに、お金は返却されるタイプ。後に思ったのだが、施設内にもロッカーがある。万が一の荷物の出し入れを考え、今度使うならそっちにしようと思った。



  パンフなどで見かけるアングル           今となっては急行能登ぐらいでしか見かけない旧車      寝台初乗車のあけぼのではないか!!

 自動改札をSuicaでピッっとぬけるともうそこは鉄道ワールド。まるで、女の子の前に数百種類のケーキが並べられたような感じである。どーに回ろうか戸惑う。とりあえず落ち着いて、順番に回る事にする。



    転車台上C57                     これぞまさにTheシンカンセン 0系            タモリも懐かしむ寝台特急あさかぜ

 それにしても混んでいる。平日なのに。明日からの3連休はすごい事になるだろう。まずは1Fヒストリーゾーン。実物の列車が展示されている。ほとんどが昔の車両。種類も蒸気機関車から貨物車、寝台車、御用列車、新幹線と豊富。奥の方に東海道新幹線開通時の報道を示すテレビニュースや新聞がある。いかにこの列車がもたらした影響が大きいかを理解する事が出来る。うーん、やっぱ速い列車には惹かれるo(*^^*)o



     上越新幹線といえばこれ 200系          で、そのつま先腹下。サメの腹下みたい          見よ!!このシャコタンぶり
    
 0系新幹線の脇に200系を発見。いまでも、塗装を変えリニューアルした車両が現役で上越新幹線を走っている。その車両が展示してある。中に入りシートに座る事も出来る。さらに車両の下へ潜り、列車底面を見る事も出来る。普通では絶対に見られない。さすが、博物館。列車脇から見ると新幹線の低車高っぷりがよくわかる。こんなに低けりゃすぐにお巡りさんに捕まっちゃうよ(。>0<。)ってくらい低く感じた。



2Fレストランは長蛇の列                  全長75mの鉄道歴史年表                大好きな500系のポスター発見!!

 2Fへ上がり壁面を利用した鉄道歴史年表を端から眺めていく。これは見応えがある。その下部を時々模型列車が走ってたりする。



     大好きな新幹線の企画展            まさに大好きなカテゴリー                 ピャー、ファスティックではないかo(>▽<)o

 入れ替えの企画展示として今回は写真のような事をしている。おう、大好きな分野ではないか。嬉ちいo(*^^*)o写真撮影は禁止だったのでこの企画展示の写真はアマリ撮らなかったが、ファスティックの模型だけは撮影の衝動を抑える事が出来なかった。近い未来にデビューするであろうこの車両、500系をも上回るそのロングノーズ。実用性重視のJR東海では却下100%のその車両は時速360km/hをも可能にする憧れの車両である。非常時急停車の際は、戦闘機ばりに空気抵抗まで利用して停まろうとするその列車。もはやTGVなど敵ではない!!これが、貴重な現在の姿だ!!あー、その車両に乗れるのはいつの日か・・・早くデビューしてね(>_<)ネコミミファスティックちゃん(^_^)



   3Fビューデッキ前をE4MAX通過         テーブルごとに違う列車が描かれている          張り替えられた新品ポスター
       
 3Fへ上がると、目の前を現役の新幹線の通過を見ながらお弁当を食べられるビューデッキがある。テーブルには様々な列車の平面図が。芸が細かい。北朝鮮にパクられちゃうぞ!!そこから、同じフロアの展示スペースへ向かう。通路脇には鉄道関連の色々なポスターが貼られている。その中にこの博物館のポスターが貼ってあった。係員が新しいのに貼り替えようとしている。それをじーっと指をくわえ見ている。私「そのはがした古いポスター捨てちゃうんですか?」、係員「そーですけど」、私「あのー・・・ちょーだい」、係員「いーですよ」、超ラッキー!!ウォォウ、やっぱりスーパーラッキーボーイな僕である(^_^)V それをくるくる丸めていると、客のおじちゃん「この先は何があるんですか?」っておいおい、俺はスタッフじゃないんだけどと思いつつ「展示スペースがありますよ」ってやさしく案内してあげた。



   屋上のパノラマデッキはすごい強風         ポイントの仕組みを説明する模型           日本初のポイント。ってシーメンスじゃん(>_<)   

 屋上へ出てみると風が強い。先程Getしたお宝がやられてしまうので早々に館内へ戻り展示スペースへ行ってみる。鉄道のしくみや設備を説明した展示物が沢山ある



    貴重なヘッドマーク達                本格的な蒸気機関車のシミュレーター          食堂車在りし日の再現。萌える制服o(*^^*)o

 階下へと移動しながらシミュレータールームへ行ってみるとチビッコ達で長蛇の列。諦めて屋外へ移動する。



 ミニ列車が動いている                     ミニ列車は自分で運転出来るのだ             こちらのミニシャトルは運転手付き

  本格的な鉄道システムのミニ列車が走っている。乗ってみたかったが、年齢を考えてやめておいた。本当は乗りたかったけど。子供でも出来たらダシに使って乗車する事としよう。この屋外スペースの更に奥に鉄博ホールなるミニシアターちっくな部屋がある。そこではJR東のプロモが流れていた。CM等でも流れている。BGMはケツメイシのTrain。初めてソレを見たのは盛岡駅。その後、時々TVでも見るがその映像と歌がマッチしていて感動すら覚える。新幹線が雪を舞い上げ爆走するシーン。あー、なんてかっこいいのだろう。新幹線の運転手になりたかった。がんばれJR東日本!!負けるなJR東日本!!僕はいつでも応援してるぞ!!お金持ちになったら株を買い占めてやるからねo(*^^*)o



  ジオラマルームもチビッコに大人気           各列車は忠実に再現されている           のぞみもしっかり16両編成である 

 館内に戻りHOゲージの鉄道模型見学の列に並ぶ。スタッフの操作により昼、夜の再現も交えての走行。前面でガラスに張り付いて見学したいトコだが、そこは子供しか許されず、親も含め大人は後ろの席にきちんと座って見なくてはいけないのであった。これほどの車両が動き出すと迫力満点である。所有したい衝動に駆られるが・・・一体何百万掛かるんだろう・・・



地味な通勤車両が展示してある。中に入ってみると通勤風景の再現だと思うのだが・・・ちょっとコワイ   本物のマスコン


 17時を過ぎると館内はかなり空いてきた。ここぞとばかりに再度、混雑していた時見られなかったトコを回る。一番右の写真は本物の運転台と同じ仕組みで台車のみだが操作する事が出来る。エアーの抜ける音など感動物である。そんなこんなで閉館ギリギリの18時まできっちり楽しんでみた。



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