7月13日(土)


百名山その67 幌尻岳


有楽町4:43→4:47浜松町4:58→5:16羽田空港第1ビル6:10(SKY701)→7:40新千歳空港8:40(レンタカー)→

11:00とよぬか山荘12:00(シャトルバス)→12:40第一ゲート12:50→14:45取水施設14:55→16:45幌尻小屋

CT登り4:40(第1ゲート→幌尻小屋)

 今回も築地に泊まり、有楽町まで歩く。地下鉄は始発の時間が遅いのでJR、モノレールで羽田空港へ移動。山手線始発って初めて乗ったけど、以外と遅い時間だね。浜松町のモノレール改札では、始発に乗る人たちで行列が出来ている。こちらも始発の為、まだ改札が行われていない。少しすると改札が開く。どっとホームに人が流れ込むが、席は確保出来た。
 毎度おなじみスカイマーク。これも始発。車を使わない場合、羽田近辺のホテルに泊まるか、空港の近所に住んでいないと乗れない時刻設定。決済したクレジットカードでチェックイン。ちょうど更新の時期だったので、念のため購入した時の期限切れのカードも持参したが新しいカードで事足りた。荷物は預けると回収が面倒なので機内持ち込みしようとしたが、ストックがひっかかりアウト。セキュリティーでライター1個没収。5月に乗ったANAビジネスの時は大丈夫だったんだけどね。朝飯を食べようかと思ったら時間が早すぎ、レストランはおろか売店も営業してない。こりゃ外で買ってくれば良かった・・・(>_<)
 今回は15,800円。連休初日なので幾分高めだが仕方ない。定刻で出発。ひと眠りすると左手に雲海がら頭を出した羊蹄山が見える。
 この時期の北海道としては激安レンタカーを千歳空港でゲット。イツモレンタカーにて7月13日8:00 〜 7月14日21:00までの予約で8,610円(免責込み)。予約したのが3ヶ月前だったのでこの値段だが、直近になるとそうはいかない。ナビはスマホで代用出来るからオプション無しのレンタル。今回の旅では3回レンタカーを使ったが、ETCは常に標準装備だった。
 日高自動車道をで富川ICまでぶっ飛ばす。市内のスーパーで食料と黒霧島を調達、ホームセンターの開店(9:30)を待ってGAS購入。うまくやれば、とよぬか山荘発10時のバスに乗れるかなと思ったが無理だった。買い物無しでレンタカー調達がスムーズに出来れば可能かと思われる。
 持参した鉄道旅行地図を見ると「振内鉄道記念館」の表示あり。予定どーり12時発のバスなので急ぐ理由もないので見学してみる。錆びたD51と客車があり、ライダーハウスとして泊まる事ができるらしい。
国道を右折して道道入るとキタキツネ発見。思ったより小さく毛並みもみすぼらしい。でもかわいかった。
とよぬか山荘着。廃校後の建物だけあって立派。シャトルバス料金往復3,500円を払う。
奥の食堂を使わせていただき昼食をとる。ポットにお湯があり水道もあってとても便利。
 車の脇で出発準備してると運転手のおじさんが話しかけてくる。
「12時便のお客さんはあなただけだから早く出発出来るよ」それは嬉しい。しかし12時を目途に準備していたので、結局定刻と大して変わらず出発。10分くらい走るとゲート。ここから先は関係者以外入れない。
おじさんに幌尻岳の基礎知識を教えてもらいながら第一ゲート到着。
見送っていただき駐車場奥から出発。通行規制と沢登りで到達困難!とされている日本百名山最難関の幌尻岳へいざ!!
最初は久しぶりの北海道歩きと、熊にビビりつつ緊張して歩くが、いかんせん7.5kmの林道歩き。
 昭文社の山地図には、この先あたりから記載されている。去年、大雪山縦走時に買った地図に、幌尻岳も記載されている事に出発前日に気づいて持参。なんとも間抜けな結果だが気づいてラッキー。地図記載の第2ゲートは、現在撤去された模様で見あたらなかった。
準備運動も兼ねて2時間で取水施設到着。
ここからは額平川右岸を進む。
きれいな水がとても美味そう。すれ違う人はこのあたりで最後だった。バスは17時だと思うが間に合うのだろうか。
30分ほど進んだとこから渡河開始。
時間短縮の為、すでに沢靴を装着済み。
 見た目は大したことないように思ったが、いざ川に入ると急な流れと冷たい水で恐い。安定するかなとストックを使うとこれが具合良い。何回か渡っていると慣れて楽しくなってきた。沢の奥に尖った山が見えた。あれが幌尻岳か!と思ったがそれは戸蔦別岳だった。
 渡河を繰り返すこと1時間、幌尻小屋に着いた。完全予約制のこの小屋、予約は開始された4月上旬には申し込みをした。電話すると、予約確認書が郵送されてきた。予約番号の欄に、713−Jと書かれていたので、アルファベット順で数えると10番目の予約者という事になるのだろうか。この予約が取れなければ、往復CT16:10の山行なので、よっぽどの猛者でない限りこの山に登る事はできない。この山に登る為に必須となるのが、とよぬか山荘から第1ゲートまでのシャトルバス、幌尻小屋の予約、沢登りの準備なのだ。直前に予約状況を確認すると、三連休初日の今日とはいえ×印ではなかったので、多少空きがあったのかもしれない。バスの予約も予約確認書で小屋を予約する時と同時に出来る。
 到着すると無愛想ながら優しい管理人が声をかけてくれる。記帳を済ませると2階に案内される。すでに今日宿泊のほとんどの人が到着しており休んでいる人もいた。
 今夜の寝場所はこの毛布1枚のスペース。荷物の都合上、マットを持ってこなかったのでこの毛布をシュラフの下に引けたので柔らかくて助かった。
 小屋でビールを販売してたが、さっきスーパーで買ったのを背負いあげてきたので、それを小屋前で豊富に流れている水で冷やして飲む。
 7時頃になるとみんな小屋の中に入り寝てしまった。すると、戸蔦別岳の方から下りてきたおじさんが小屋裏にテント張り出した。管理人に無理を言って許可をもらったらしい。ウイスキーを頂き「七ッ沼カールは岳人あこがれの景色の1つ。是非行ってください」っちゅーよーな会話交わし、7時半就寝。



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