岩手三陸攻め

リアス式海岸線をメインに三連休パスをフルに活用し未乗路線の大船渡、釜石、花輪、男鹿、八戸、山田線及び三陸鉄道乗り潰す


7月19日(土)

家→高崎→大宮→一ノ関→盛→釜石→盛岡→大館→秋田→男鹿



  これも駅弁、IN高崎。温かいお粥が身にしみ渡る( ̄▽ ̄)390円                 一関駅、こまち・はやてペアが高速で通過していった

 
3連休を使い、新幹線を含む特急乗り放題の魔法のきっぷ、「三連休パス」を使い未乗車区間乗りつぶしに出かける。今回のメインは北東北。吾妻線始発に乗り込み出発。高崎からMaxたにがわで大宮へ、そこでやまびこへ乗り換え東北乗潰しの入り口、一ノ関駅へと降り立つ。さあ、今日もたくさん列車に乗るぞ!9:36着。怒涛の乗りまくり3日間の始まりである。



       初体験の大船渡線へこいつで乗り込む 9:53発              来週も気仙沼へおじゃまする。予約を入れてあるホテル発見

 一ノ関駅から大船渡線に乗車。淡々とこなし気仙沼へ出る。大きく迂回している特徴があるこの路線だが車窓からそれを感じる事は出来なく取りあえずやっつけ仕事。



       列車の到着を太鼓が迎えてくれた                     かつてのチリ地震の際、冠水した脇ノ沢駅
 
 気仙沼にて気仙沼線と合流。大船渡線の終点、盛(さかり)をめざして列車は進む。



     三陸鉄道の列車に乗り換え(今回のパスでは別料金)          威勢のいい車内

 盛駅にて下車し大船渡線完乗12:20着。ここからは三陸鉄道南リアス線に乗り換え北上する12:34発。



    釜石駅到着13:26                                   駅前食堂まんぷくで海の幸を堪能

 釜石駅周辺はその歴史どおりな鉱山の雰囲気漂う。乗り換え時間を利用しお昼ご飯。調子に乗って昼間からビールを飲んでいたら次の列車に乗り遅れそうになりつつ海鮮定食を味わう。


 
      これからぐるっと大回りし見上げるトラス橋を通過する                    そしてそこから先ほど通過した線路を見下ろす

 釜石駅発14:22.ここから「快速はまゆり」で盛岡へ向かう。特にそれほど混雑するとも思わなかったのだが、指定席車両があるので切符の特権を生かしわざわざ指定券を取ってみた。発車してすぐにこの路線の見せ場、陸中大橋、上有住駅間のΩループへとさしかかる。陸中大橋駅を出発した列車は急勾配の左コーナーを抜ける。すると下方についさっき通ってきた線路が見える。この路線敷設の大変さが伺える区間だがこれは楽しかった。

        

 元東北本線、現在は三セクの路線を途中まで走行                東北本線と花輪線の分岐、左へと花輪線が分かれていく

 花巻駅に到着にて釜石線完乗。列車は花巻で進行方向が逆転。そのまま乗車。盛岡駅へ16:34着。次は花輪線へと向かう。好摩駅までは「いわて銀河鉄道」の路線を走りその先で花輪線へと入る。



  松尾八幡平駅から急勾配が続く                           鉄人、横見の乗り鉄魂に火をつけた安比高原駅

 
岩手山の雄姿が見ることが出来るこの区間、しかしその方向は曇っており残念ながら眺める事は出来なかった。



     秘境駅横間                                     すると西に傾いた太陽に反射して黄金の鉄路が

 急勾配が続く花輪線をキハ110のディーゼルエンジンはものともせず突き進む。



      十和田南駅より終端部方向                        駅南方での分岐 左手が好摩方面、右手(列車進行方向)線路が大館方面

   十和田南駅でスイッチバック。進行方向が逆転する。かつてこの駅から三戸へ至る路線を建設する予定であったため、岩手⇔秋田間へ進む場合はこのような線形となってしまったらしい。もし開通していれば日本屈指のローカル線になっていただろう。



      縁起のよい駅名                                 何やら有名人を連想させる駅名が続く

 十和田南を出ると暗くなってきた。シャッタースピードがついていかなくなってくる。大館駅手前にいくつか廃止になった駅があるのでその痕跡を探すが闇にまぎれて確認する事が出来なかった。



  大館駅着19:16                                   寝台特急あけぼのにて大館発19:28

 大館駅で乗り換え。ここから秋田駅までの移動はお気に入りの列車「寝台特急あけぼの」である。青森発上野行きのこの列車、羽後本荘駅までの区間なら指定券のみでB寝台に乗る事が出来る。そこをうまく使わせてもらい、今回使用のパスの特権により追加料金無しで指定券を取得し乗り込んだ。



     リネン類は無く座席として使用できるB寝台座席               男鹿駅到着22:27

 客車特有の静かな車内はとてもリラックスでき、B寝台なので横になれる事も相まって非常に快適である。レール継ぎ目を越える音だけが車内に響く。隣の席に乗り合わせたお兄さんは三沢から秋田の実家へ向かう途中らしい。自衛官との事。なるほど三沢。秋田到着21:04。いつ乗っても寝台列車はテンションがあがる。このまま上野まで乗って行きたい気分だった。秋田発21:31の男鹿線、普通列車に乗り込み終点、男鹿駅。本日の旅はここで終了。駅前の宿でチェックインをし近所の居酒屋で軽くやる。本日の運賃26,570円。1日でフリー切符の元を取ってしまったo(*^▽^*)o~♪(嬉)**




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