ぐるり北海道フリー切符で行く北海道の旅

今回の旅の目的は5日間北海道の特急乗り放題+往復寝台特急の切符を使い、北海道の主要路線を巡り感触を確かめる。


3月18日(火)

家→高崎→上野→函館



   18:50寝台特急北斗星号入線             おお、これに乗れば北海道だ                最後尾客車のヘッドマーク

 15時06分始発の鈍行に乗り出発。さくさくと上野を目差し18:39上野着。ちゃっちゃとビールを買い北斗星の入線を待つ。普段は滅多に近寄る事の無い上野駅13番ホームは、「寝台特急カシオペア」の装飾が施され、寝台列車乗車の気分が盛り上がる。行き止まり頭端式ホームへ客車を先頭に推進回送で寝台特急北斗星号がやってくる。今年のダイヤ改正(3月15日)により1日2往復だった北斗星は3日前から1往復へと減便になってしまったのである(。>0<。)



    デッキから寝台車内へ                進行右手が通路で左手が客室              今回乗車のBソロ(個室)

 今回は北海道往復及び道内特急5日間乗り放題で35,700円という、とてつもなくお得な切符、「ぐるり北海道フリー切符」を使用し旅に出る。ちなみに、この北斗星で往復しただけで元が取れてしまう値段設定である。幸運にも、往復共9号車、B寝台の個室をゲットする事が出来たのでさらにラッキー(^_^)早速自分の部屋へ向かおうと車内へ乗り込むと、車両入り口で杖をついた白髪のおばあちゃんを見送りに来ていた中年女性に声をかけられる。中女「どちらまで行かれますか?」私「札幌ですが」中女「このおばあちゃん80歳で指定座席は1号車なのよ、心配だから連れて行ってもらえませんか?」ちなみにここは9号車。げっ、早く自分の部屋へ行ってくつろぎたいのに・・・とか思いつつ「いーですよ」(^_^)
 おばあさんを見送る3人のおばさんに見送られながら初乗車の北斗星はゆっくりと上野駅を出発した。さて、では約束をしてしまったのでおばーさんを1号車へエスコートしようとすると「学会でパワーを沢山もらってきたから大丈夫よ!!あの人は心配性だから」と言って、すたすたと自分の車両へ行ってしまった。さっきまでは腰が曲がっていたのに・・・そんな元気になるなんて、一体どんな学会なのでしょうo(*^^*)o



   B個室内はこんな感じ                    今や貴重な存在となった食堂車          で、飲む、飲む、ワインも・・・飲む(・▽・;)

 B個室は上下2段で区切られているので立つと頭が天井に当たってしまうが、カーテンで仕切られている開放寝台よりはプライバシー&セキュリティーでは安心出来るし、なんせ料金が同じなので良しとしよう。ちなみに今回は往復ともJR東所有の9号車だったのだが、JR北海道所有の個室の方が占有空間が広く快適。1号車から6号車はJR北海道、7号車から11号車はJR東日本の車両という事を後で知った。まあ先に知っていたとしてもよっぽどの閑散期でない限りそこを指定して取るのは難しいとは思うが。
 とりあえず付帯設備は全て試しみたいので、上野を発車後、すぐにシャワー室の予約へ。食堂車でシャワー券(310円)を購入し使用時間の予約をする。1回につき30分、シャワー室を使える。その時間のなかでシャワー券を使いお湯の出る時間(6分)を有意義に使う事となる。20時〜を予約する。2部屋あるシャワー室の予約状況は今のトコ真っ白で一番乗り。この判断は正解だった。最初に使用したので室内や脱衣所も乾いた状態で快適に使うことが出来た。さっぱりした所で21時〜パブタイムとして予約無しで利用出来る時間帯となった食堂車へ向かう。生ビールを皮切りに飲む呑むのむ(≧∇≦)

 流れる夜景を見ながら飲む酒は別格である。ワインボトルの中身か無くなる頃には自分の記憶も無くなっていた・・・



次の日へ



トップ へもどる

inserted by FC2 system